分かり合えない人

先日この記事を書きました。

この件について対応中なのですが、もう何だか、腹立たしいというより「虚しさ」を感じています。
私としてはその人との関係を維持するために、これまでかなりの労力を割き、丁寧に対応してきました。しかし、今回の件でかなりひどい言葉を次々と投げつけられて、気持ちが滅入ってしまいそうです。こちらがしてきたこれまでの対応の全てが「悪いもの」にすり替わってしまい、その人のなかで私は「大悪人」に決まってしまった様子です。もうこうなったらどうにもしようがないので、他の方に間に入ってもらい、対応を進めていくことになります。

こうした理不尽なことへの対応は以前にも経験しているのですが、本当に精神的に辛いです。相手は問題にだけ目を向けるのではなく、こちらの人間性を否定してくるので、話をするだけでもかなりダメージなんですよね。正直私としてはもう顔を見るのも嫌なのですが…。だって一方的にサンドバックにされるので。
一応心理学や精神病の勉強もある程度して、知識がある上で対応しているので、「ああこの人の認知は歪んでいるな」とか、「自分で怒りの火に油を注いでるな」と感じてはいますが、事が悪化するので絶対に口には出せません。
話をしていて感じたのは「分かり合えない人間っているな」ということ。別に私は博愛主義者でも何でもないのですが、落ち着いて話をすれば大体のことは分かり合えると思っています。これは「同じ意見にまとまる」という意味ではなく、「相手の言いたいことを理解する」という意味です。しかし、この件については私も相手の言い分を理解できないし、それは向こうも同じだと思います。話せば話すほど論点をずらされ、怒りの矛先を次々を変えられ、「あぁいくら話しても分かり合えない人っているんだな」と虚しくなってしまいました。

なにより今回の件で一番辛いのは、尊敬する上司を巻き込んでしまったこと。私の働く職場は日頃から忙しいです。それなのに、こんなことに巻き込んでしまった。自分で処理しきれなかったことが悔しいやら、情けないやら。かなり気分が落ち込みました。最近安定してきていたのにな。

救いは同僚が次々と励ましの言葉をかけてくれたこと。本当に職場の人間関係については恵まれすぎなくらい恵まれています。私の仕事を認めてくれる人もいれば、絶対に認めようとしない人もいる。関わる全ての人から好かれよう、認められようとするのは無理だとわかっています。だから、認めてくれない人、攻撃してくる人に目を向けるのではなく、自分のことを大事にしてくれる人、認めてくれる人との関係に目を向けて、大事にしていきたい。私も自分の大事な人が傷つけられそうになったら、躊躇わず盾になれる人間でありたい。そう思った出来事でした。

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