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「肉食者は菜食者よりセックスが弱く子供ができにくい」の嘘
【ファスティング、ベジタリアンで子沢山】
「肉を食べる男は、精力絶倫!」というイメージがあります。
これも、巧妙に仕組まれた“洗脳”です。(中略)
巷には、男性機能を回復させる(?)モノの広告があふれている。
男性向け週刊誌など、どこをめくっても、ソッチの広告だらけ。
いかに、アッチで悩んでいる男性が多いかが、しのばれる。
しかし、あれを飲んでもだめ、コレをくってもだめ……。
わたしと同年輩で「……もう、30年間、ピクリとも動かない」という御仁がいて、びっくりした。まさに、ご同情申し上げる。
この方の、ムスコに元気がないのは、ご本人の肉食、過食、美食のせいである。
そのことに、トンと気づいていない。長い眠りのムスコを奮い立たせるには、断食と菜食しかない!
それ以外、ナニを飲もうが、カニを食おうが関係ない!
また、バイアグラなど勃起薬に頼る人も多い。
しかし、クスリに頼るな、野菜に頼れ。とにかく、菜食でSEXは、5倍強くなる。
その科学的根拠を、これから、お見せする。
[肉食男性はアウト]
「男性パートナーが鶏肉を多く食べるほど、受精率が低く、加工肉をよく食べる男性ほど、体外受精での受精率が低い」
アメリカの研究誌『EARTH study』が、明らかにしている。
ハーバード大学研究チームが、2006年から調査を進めた結果です。
つまり、肉食男性は、子供ができにくい。(出典『Fertility and Sterility』2015:104:972~979) 船瀬俊介/池田真希子〈ヴィーガン革命 動物食は老化する〉より
✔️【反論〈もう1つのハーバード大学の研究〉】
ところが同じハーバード大学の研究に「野菜と果物の摂取量が多い男性ほど精子の質が低い」というものがあるんです(Human Reproduction open.2018)。
【魚の矛盾】
また船瀬俊介は同じ〈ヴィーガン革命〉の306ページに……
「……ハンバーガーやピザなど、脂肪分の多い欧米型の食品ばかり食べている男性は、魚や野菜を中心とする健康的な食生活をしている男性に比べて、精子の数が平均で1㎎2560万個少ない」
……という根拠(またもハーバード)をあげていますが、精子の数が少ない理由はハンバーガーやピザといったジャンクフードであり、肉というわけではないようです。
ちなみに精子を増やすとされている魚も肉の一種であり、船瀬俊介のようなヴィーガンの人たちは一切食べません。
この矛盾をどう説明するんでしょうか?
【怪しすぎる勃起実験】
最後にもう1つ。
船瀬俊介は〈ヴィーガン革命〉の中で、米国泌尿器科学会代表、アーロン・スピッツ博士という方の「勃起実験」というものを紹介しています。
それによると肉食より菜食のほうが、勃起時の持続力も硬さも圧勝だったそうです。
「だから肉はやめて野菜を食べよう!」とスピッツ博士と船瀬俊介は結論付けているのですが、この実験は明らかにヤラセだと思います。
なぜなら、被験者はたった3人だけで、実験日数もたった2日のみというものだったからです。
そんなものを真に受けて、「肉食者はセックスが弱く、菜食者はセックスが強い。チャンチャン」で片付けてしまう短絡ぶりにはため息をつかざるをえません。
【まとめ】
●菜食者はセックスが強いという根拠に説得力はない。
●野菜を食べると精子の質が落ちるというデータも存在する。
日本の国民病の1つである糖尿病。しかし標準治療は大変危険なものなのです。糖質制限による治療をぜひご検討ください。
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