「砂糖を摂るとキレやすくなる」の嘘
【キレる子供が増える理由はこれだ!】
✔️【真相〈砂糖よりバナナのほうがGI値が高い〉】
こちらの記事でも書きましたが、山田豊文はGI値支持者であり、GI値が高い食品ほど健康に悪く、GI値が低い食品ほど健康にいいと考えているということです。
そして冒頭のエピソードを読むと、まるでバナナが砂糖より遥かにGI値が低いかのような印象を受けますが、【AJCN.1995】によると砂糖のGI 値が88.5で、バナナのGI値がなんと94.5なのです!
ちなみにコーラ(ソフトドリンク)のGI値が97です(苦笑)。
砂糖の摂りすぎでキレてしまった男のイライラをバナナが鎮めたかのような話ですが、GI値的に考えるとあまり説得力がありません。
ただ、バナナにはセロトニンがあり、その影響で精神が落ち着くという話は聞いたことはありますが……。
【キレる理由はコレステロール不足】
では、キレる理由はなんなのか?
フィンランドのM・ビルクネン教授という方は「コレステロール不足」だと見ており、暴行や殺人などの凶暴な犯罪をおかす子供は、血中のコレステロールが低いそうです(Phychiat.1984)。
ちなみにおもしろいことに、詐欺などの知能犯罪をおかす子供は、コレステロールがあまり低くないそうです。
【まとめ】
●バナナを食べるとイライラが落ち着くという話は、GI値的には説得力がない。
●子供がキレる理由はコレステロール不足が指摘されている。
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