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恋人とLINEしたくない

LINEがポンポン続く恋人たちって、すごいなぁと思うんです。

事務的な連絡で、なら分かる。
確認や報告で使うのも分かる。

会うために予定を確認したり、たとえば一緒に住んでいて、帰りにあれ買ってきてほしいだとか、夕ご飯どうする〜?だとか、そういった細かな連絡の取り方は分かるんです。必要だし。

でも、会えない時間の、いわゆる「たわいもない話」のやりとりが 私は苦手で、毎日ゆるゆるとそういった話をLINEで続けている恋人たちをみると「す、すごい…」と思うんです。


そりゃあ考えました、なにが苦手なのか。
どの点で「苦手」だと感じているのか。

以下、私の脳内の1人会話です。

『たわいもない話をLINEですることの なにが苦手なのか』

うーん。わざわざ相手のたわいもない話に乗ってる暇がないとか?

いや、別に暇がないとか、いちいち構ってらんねぇよ!とかじゃない。そのときにふと見つけたものの話をしてきてくれて全然良い。

でも、仮にそのLINEを見るのが遅くなってしまったら??なんか、もうこの話、よくない?みたいな温度感がふたりの間に生まれてしまっている気がして、心地よくないかも。

例)
「ねぇ、みて〜たんぽぽ見つけた〜」

3時間後

「いいね〜!どこで見つけたの〜?」

(なんかもうどうでもよくない???????)

みたいな感じ(伝われ)

この後に、どこどこで見つけたんだよ〜ってなったとしても、このたんぽぽトークは冷え切っているなと思うし、ごめんねすぐに返せなくて…と思わなくもないし、仮にそのたんぽぽLINEの通知がきて、これは早く返すべきだ!と認識されるのもおかしな話だと思う。

まぁ、お互いに時間があって、LINE上でふたりともオンライン(トーク画面をお互い開いている状態)だったら、全然ありだと思う。

ちょっと気付いたんだよね。

LINEでたわいもない話をするのって、ポンポン弾めば楽しいけど、間があいたりするのであれば、なんとなく私には向かないんだな、と。

恋人のたわいもない話に、興味がないわけじゃない。なんなら見たもの興味を持ったもの、いろいろ逐一知りたい。好きな人の「興味をそそられた話」なんて、聞きたいし知りたいに決まっているじゃないですか!

じゃあ、反対の立場になって、私は恋人にたわいもない話を送りたくないのか?という点なんですけど、これに関しては「送りたい」というよりは、「そりゃ知ってほしいよ?」みたいな気持ちなんです。

この「」にどういうニュアンスが含まれているかというと、知ってほしいし面白いことがあったら伝えたいけど、返信を強制するのは嫌かも…ということです。

LINEにはトークの画面がひとつしかなくて、どうでもいい話と割と大事な話、そして急ぎの話…などが、一気に出てきて渋滞を起こすことがある。それを重要度合いや優先度合いで返していくと、たまに話題がスルーされることがある。そして、画面がひとつなせいで、その「忘れ去られた」という事実がどうにもくっきりと見えてしまう。

だからこそ、こんなところで(相手にわざわざリアクションを求めるような場所で)たわいもない話題を出すのは、気がひけるな…と思うんです。



私は思ったわけですよ、


『Twitterでよくない??』 と。


恋人だけが見れるようにしてあるTwitterで、思ったこととか話したいことを書き綴る。

別に今みなくていいし、通知とかかけずに気になったら見るとかでよくて、それで、気になったらリプ送るとかでいい。

送らなくてもいい。

それで、肝心の会う連絡とかそういうのはパパッとLINEで済ませちゃって、で、会ったときに「そうだ!こないだツイートしたけど、この件どう思った!?」とか、「こないだ載せた写真良かったでしょ〜!」とか言いたい。
「昨日なんか大変そうだったね」とか気持ちを察して接することができるかもしれない。

会えない間に起こった「あなたに話したかった話」の宝庫ができあがってるみたいな感覚。

そばにいれば伝えていたであろう話を、そばにいなかったから言わない。ではなくて、そりゃ言いたいよ!でも本当にたわいもなさすぎる話だから、リアクション求めるほどの話でもないから、だからつぶやいとくね!みたいな。


私は案外それが良いなと思った。

でましたね、結論。

たわいもない話は、本当にたわいもないから、送って困らせるのも申し訳ないから、つぶやいとくわ!!!

です。



LINEが続く恋人たち、会話の流れとかそういうのに慣れて(気が合って)続けていられるんだろうなと思います。

それはとっても素敵なことだなと思います。


ま!一見 熱量の高いこんな内容のnoteを ここまで書き上げましたけど、私にそういう「たわいもない話をする存在」なんていないのが面白いですよね!?!

これをオチにして終わりたいと思います。

未来の恋人、これみて引きませんように。

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