真丘美月@ゆる妊活

1989年生まれ。子なし夫婦。ゆる妊活中に感じたことなどを書きます。

真丘美月@ゆる妊活

1989年生まれ。子なし夫婦。ゆる妊活中に感じたことなどを書きます。

最近の記事

夫婦で「子どもが欲しいかどうか」を話し合った

ずっとちゃんと話したいと思っていたけれど、そう思っていることに限って、なかなか言い出せなかったりするのだから不思議だ。 「ねえ、子どもについてどう思う?」 そうやって切り出せば良いだけなのに、今日は疲れているからとか、今はそういう雰囲気じゃないなとか、どうにか理由をつけて先延ばしにしてきた。 でも先日、急に「あ、今だ」と思って、切り出した。 子どもについて、今はどう思っているのか。子どもが欲しいのか、そうでもないのか、欲しくないのか。今年33歳になるわたしは、これから

    • 「子どもがいない人生」という輪郭がないものへの不安

      4月と5月は、ゆる妊活をしないことにした。 理由は、なかなか成果の出ない(流産前もあわせると3年ぐらいかなあ)ゆる妊活にちょっと疲れてしまったのと、誕生日があったので存分にお酒を飲みたいしお刺身食べたいし、好きなもの好きなだけ接種したいなと思って。 そう決めて、排卵日も行為の予定も気にせずに過ごす2か月間。びっくりするほど、気持ちがおだやかだ。 「自分を生きている」 と、思った。生物としての雌のリズムにとらわれない、イチ個人としての私の毎日。 3月に妹の子ども、つま

      • この漫画、2年前に自分の妊娠がだめだったときと状況がとても似ていて、読みながら涙がぽろぽろ出た。すごくリアルなので、まだ心の傷が癒えていない人は読まない方がいいかもしれないけれど。 わたしは、ひとりじゃないって救われる気持ちだった。 https://woman.excite.co.jp/article/comic_essay/child/S1611109040231/

        • 子どもが欲しいのかは、正直わからないけれど。

          強烈に「子どもが欲しい!」と願っている人を見ると、すごいなあと思う。 わたしだって、小さい子どもを見て「かわいいな」とは思う。 そして、自分の子がいたらきっと、そりゃあとてもかわいいだろうなと思う。 でも、この気持ちと「子どもを欲しいと思うのかどうか」とは、また別の話だ。 ◇◇◇ 最近、姪っ子が産まれた。 写真で見る姪っ子はそりゃあもうかわいくて、「この世界へようこそ」という気持ちになる。 でも、育児は大変そうだ。しあわせそうだけど、大変そう。 そんな様子を見

        • 夫婦で「子どもが欲しいかどうか」を話し合った

        • 「子どもがいない人生」という輪郭がないものへの不安

        • この漫画、2年前に自分の妊娠がだめだったときと状況がとても似ていて、読みながら涙がぽろぽろ出た。すごくリアルなので、まだ心の傷が癒えていない人は読まない方がいいかもしれないけれど。 わたしは、ひとりじゃないって救われる気持ちだった。 https://woman.excite.co.jp/article/comic_essay/child/S1611109040231/

        • 子どもが欲しいのかは、正直わからないけれど。

          妊娠報告とマタニティライフの話は、あまり聞きたくないな。

          年齢的なものなのか、同年代や少し年下の友人・知人のSNSでの妊娠報告が続いた。 「安定期に入ったのでご報告です」という妊娠報告すら、素直に祝福できない自分。 報告を見た瞬間に心臓がどくんとハネて動揺し、一度そっと画面を閉じて心を落ち着かせ、自分の中の奥深くに埋まる「おめでとう」の気持ちを掘り起こして、ようやく「いいね」を押せるような心境で。 とはいえ、妊娠報告だけなら、まだなんとかなる。 今書いたように、心を落ち着かせて一度「いいね」さえ押せれば、「自分、祝福できてえ

          妊娠報告とマタニティライフの話は、あまり聞きたくないな。

          妹の妊娠を素直に喜べなかった自分

          すこし前、妹から「妊娠した」という連絡をもらった。 前触れもなく舞い込んだLINEのその言葉に、心臓が跳ね上がったような感覚におちいる。 ついに、この日が来てしまった。 昨年、わたしは流産をした。あれからというもの、「もしも今、妹に子どもができたら、果たして自分は喜べるだろうか?」という問いが何度か頭の中をよぎった。 しかし実際のところ、妹は「仕事を頑張りたいからまだ子どもは考えていない」と言っていたから、「まあ、あったとしてもまだ先の話だ」というところに着地させてい

          妹の妊娠を素直に喜べなかった自分

          頑張れないわたしの、ゆる妊活。

          子どもはそれなりにほしいけれど、妊活は頑張れない。 25歳で結婚し、現在31歳。 時間とともに妊娠しにくくなることも、女性のカラダにある卵子の数には限りがあることも、情報としては知っている。 でも、頑張れない。頑張ろうと思うとつらい。苦しい。 そんなつらい思いをしてまで、わたしは子どもがほしいんだろうか? ◇◇◇ 「30歳までに子ども1人はほしいな」 10代や20代前半の頃は、のんきにそんなことを言っていた。 自分の人生はコントロールできるものだと思っていたし

          頑張れないわたしの、ゆる妊活。