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ウクライナ国鉄(Укрзалізниця)チケット購入フロー 2023年9月最新版

ロシアによる侵攻が始まって以来、ウクライナにサーバーをもつサイトのセキュリティがかなり厳しくなった。

https://booking.uz.gov.ua/en/

まず、ウクライナ国鉄のチケット購入で躓くポイントは2点ある。

①日本やアメリカからのアクセスを完全にブロックしている

おそらく自国とEU圏以外からのアクセスを遮断している。(ブリカスもブロックされててワロ)
またiPhone/Android対応のアプリも存在するものの、AppleIDの地域が日本で設定してあるとダウンロードできない。(ライアンエアとかも最近そうなった。反日か?)

よって、ここではNordVPNなど有料VPNを利用し、アクセス元の国を偽る必要がある。

NordVPNはTopCashbackというアメリカ版モッピー的なポイントサイトを通して契約すると2年間のスタンダードプランサブスク(通常200米ドル≒30000円)が99米ドルに割引&全額キャッシュバックを受けることができる。具体的な手順は適当にググってもらえれば。VPNをダウンロードするためにVPNを使うという技なので仕組みを理解していないと失敗する可能性がある。
ただ、使いこなせば世界が変わるのでお勧め!

(日々還元率は変動するため、最大利益を得るにはこまめにサイトを覗く必要がある)

余談だが、ウクライナ回線への接続手段を持つことにより、欧州CL,EL,ECLや英PL、ラリーガ、ウクPLなどを月額667円で見れるようになる!
この話は↓の記事内で触れている。

②クレカ決済がエラーを吐く 今回の本題。
以前まではウクライナ国鉄のサイト上でクレカ決済ができたようだが、開戦後はウクライナ国内の決済(金融)機関を通さなければならなくなった。さらに、日本のクレジットカード、またRevolutさえもエラーを吐くようになり不便極まりない。今回は、これをかいくぐる抜け穴を見つけたので以下に記しておく。

1. 購入画面まで進んだら右下のPayを押下

2. 任意のメルアド→Приват24を選択

プライベート24以外は決済が通らない


3. 【重要】iPhoneで左上のQRコードを読み取り、別リンクへ遷移する

※(ここでGPayやクレカ番号を打ち込まない)

4. 遷移後の画面にて中央下の"Back"を押下


 

5. ApplePay🍎を選択


6. FaceIDかパスコードで承認

最初はエポスゴールドで決済しようとしたがはねられ、予約状態の席が全て吹っ飛んだ。RevolutがapplePayに対応していないので、三井住友カードが無難。


これで無事、チケットが購入できた。
あとは乗車券のPDFを印刷し、当日乗り込むだけ。

まあ要は、VPNを通し(❶)、直接クレカ番号を打ち込むのではなくApplePayで決済する(❷)ということを長々書いてきただけです

ちなみにウクライナ現地でもrevolutはなぜかはねられがち。
ほぼ100%の確度で通る三井住友カードを持参するべきだと感じた。

ここは重要ポイントだが、チケットは乗車時間の19日前(現地時間基準)から購入できるようになり、寝台の激安2等車などはすごい勢いで売れるので計画はお早めに。

戦争が終わり、ウクライナ旅行が普通にできるようになった際にこの記事が役に立つことを願っている。

СЛАВА УКРАЇНІ!


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