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映画に付ける音楽についての、あれこれ、進行中!

今月9日、ピアニスト青柳いづみこさんのレクチャー・コンサートに出かけた。最新刊の『パリの音楽サロン ベルエポックから狂乱の時代まで』(岩波新書)の刊行記念コンサート。ショパン「ノクターン作品9-2」の演奏から始まり、ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」まで全8曲。澄んだピアノの音に包まれる至福の時間を味わった。

演奏の合間に、当時の作曲家たちの話や、サロンという場が、どのようにして芸術を生み出していったかを、エスプリあふれる語り口で展開してゆく。青柳さんならではのコンサート。

12月9日に行われたコンサートのチラシ。ピアノ演奏のための小ホールで、全身が音に包まれるという体験!第2弾が、2024年2月25日に予定されている。

青柳いづみこさんには、現在制作中のニキ・ド・サンファルの映画の音楽監修をお願いしている。映画の音楽について考えた時、青柳さんのピアノ曲を使わせてもらいたいと思ったのがきっかけだ。ベルギーのクノックの個人宅の庭に作られた子どものためのプレイハウスのシーンにドビュッシーの「子供の領分」を当てはめてみたら、イメージにピッタリ!

それから、レコード会社を通して青柳さんと連絡を取ることが出来た。参考映像を送り「可能なら映画全体の音楽監修を」というお願いをしたところ、快く承諾していただけた。

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ニキ・ド・サンファルの映画は「ニキの映画を創る会」メンバーで製作しています。編集作業、完成に向けて、サポートしていただけたら嬉しいです。