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ガンマの計算

1γ = 1 [μg/kg/min] ↓ まず体重を消しましょう 体重をかけると”/(パー)”が1つになります = 1×体重 [μg/min] ↓ μg=1/1000mgなので = 1×体重×1/1000 [mg/min] ↓ シリンジポンプは普通「1時間あたりの流量」だから 60分をかけます = 1×体重×1/1000×60 [mg/h] ↓ これを整理すると = 0.06×体重 [mg/h] http://igakukot

    • 呼吸商

      呼吸商 A-aDO2  まず、A-aDO2は、以下の式で求める。  A-aDO2=PAO2-PaO2=PIO2-PACO2/R-PaO2  Rは呼吸商と呼ばれる定数である。呼吸商の説明については後述する。  次に、低酸素血症の原因を考える。一般に、低酸素血症の原因は、次の4つのカテゴリーに分類される。 肺胞低換気 換気血流不均等 シャント 拡散障害  この中で、A-aDO2が開大しないのは、1のみで、2~4は開大する。では、A-aDO2にはどのような意味があるのか。

      • 危険な心電図

        広範なST低下 aVR ST 上昇 LMT or LAD 近位部 閉塞 または、多枝病変 高度狭窄による心内膜下虚血aVR のST上昇がV1より大きいときにはLAD 近位部よりLMT閉塞を示唆する LMT閉塞では前胸部誘導は様々 前壁と後壁のST上昇が同時に起こりベクトルを打ち消し合う

        • 骨粗鬆症の治療

          ⭐️骨密度 DXA Dual energy X ray Absorptiometry YAM Young adult mean 70%未満は骨粗鬆症 甲状腺機能亢進症。副甲状腺機能亢進症。クッシング。ビタミンD欠乏ないかスクリーニング 諸外国はT score -2.5はYAM 70% ⭐️ステロイド使用者骨粗鬆症の予防と治療ガイドラインではPSL 7.5/day 以上内服または65才以上では治療が推奨 ⭐️ビタミンD ⭐️ビズホスホネート 副作用 顎骨壊死、

        ガンマの計算

          喘息の治療薬

          ICS inhaled corticosteroid LABA long acting β2agonists LAMA long acting muscarinic antagonist 喘息はICS/LABA あるいは三剤 剤形 DPI dry powder inhaler pMDI pressurized metered dose inhaler 加圧式定量噴霧吸入器

          喘息の治療薬

          透析 血流量

          日本200-220少ないが死亡率低い 高性能ダイアライザーの機能を引き出すにはQB対 QD1:2 生命予後は血流より透析時間が重要 微小血栓と高血流 微小気泡が毛細血管に流れ込み全身の臓器に組織虚血と微小梗塞を引き起こし、炎症、保体活性化、組織損傷が進行すると推測 50-200マイクロの気泡が検出された

          透析 血流量

          透析 Ca,Pコントロール 貧血コントロール

          欧州 中1日採血 3.6-5.2で最も死亡率低い 日本 中2日採血 3.5-6.0 P高ければ下げる 高カルシウム下げる 過度の低リンは避ける カルシウム シナカルセトによる低カルシウムはおそらく有害ではない。軽度の無症候性低カルシウムは容認 心電図 QTc延長は注意 副甲状腺ホルモン(PTH)  PTHというのは84個のアミノ酸からなるペプチドホルモンです。カルシウム(Ca)、リン(P)を調節する働きを持ち、血清Pが高くなると、PTHが分泌されて尿細管におけるPの再

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          救急

          救急の際の薬剤 心停止 アドレナリン1mg 1A ボスミン VF/pulseless VT アンカロン 150mg/3ml まだ途中

          輸液製剤

          輸液製剤

          透析中の薬

          アメジニウムメチル硫酸塩 リズミック 交感神経の末梢神経に取り込まれる。 内因性ノルアドレナリンの不活化抑制 交感神経系を刺激 血圧を上昇させる。 収縮期、拡張期の血圧を上げる。一回10 mだが、増量が必要な症例もある。 3時間で最高濃度 ミドドリン塩酸塩 交感神経興奮アミンDMAEをグリシンで修飾したもの 心臓、脳血管系に作用しない 末梢血管のα1受容体を選択的に刺激し、血管収縮 作用発現は緩徐。作用時間長い 平均8ミリで透析中の血圧上昇、副作用もみとめられなかった。

          透析中の薬

          血圧について

          血管の弾力性が失われた動脈硬化は特に問題となる状態です。 収縮期血圧とは 収縮期血圧は、心臓がポンプの働きをして血液が押し出されている時の血圧のことをいいます。押し 出された血液は動脈に一気に流れ込むため血管には最も強い圧力がかかり、血圧は最大の数値 を示します。140mmHg未満が正常値とされています。 収縮期血圧は、全身へ血液を巡らすために必要な血圧です。心臓から血液を受け取る大動脈は その時に膨らみますが、動脈硬化により血管に十分な弾力性がなければその時の衝撃を吸収する

          血圧について

          抗血栓薬について

          日本医師会雑誌2022.2まとめ。 循環器疾患 冠動脈疾患、ラクナ梗塞といった非常に早い血流における血栓の予防に用いられる抗血小板薬 左房内の血流または静脈内というような比較的血流が遅い所にできるフィブリン血栓の抑制のために用いられる抗凝固薬 A. 抗血小板薬  ●アスピリン シクロオキシナーゼを阻害 血小板凝集促進、血管収縮作用あるトロンボキサンA2を抑制 ●P2Y12阻害薬    1.チエノピリジン系   2.非チエノピリジン系 に分かれる チエノピリジン系はP2Y

          抗血栓薬について