透析中の薬

アメジニウムメチル硫酸塩 リズミック
交感神経の末梢神経に取り込まれる。
内因性ノルアドレナリンの不活化抑制
交感神経系を刺激
血圧を上昇させる。
収縮期、拡張期の血圧を上げる。一回10 mだが、増量が必要な症例もある。
3時間で最高濃度

ミドドリン塩酸塩
交感神経興奮アミンDMAEをグリシンで修飾したもの
心臓、脳血管系に作用しない
末梢血管のα1受容体を選択的に刺激し、血管収縮
作用発現は緩徐。作用時間長い
平均8ミリで透析中の血圧上昇、副作用もみとめられなかった。

ドロキシドパ
ノルアドレナリンの前駆物質
芳香族Lアミン脱炭酸酵素によりノルアドレナリンに代謝される。
中枢及び、末梢に作用し、ノルアドレナリン様作用を発揮する。
作用発現が比較的遅いため、透析開始、二、三時間前に200-400内服
6時間で最高濃度

エホチール α受容体を刺激

イントラリポス 20%100 mℓ  200キロカロリー
カロリー、必須アミノ酸補充
投与速度注意

ネオアミュー

透析療法施行時には透析終了90~60分前より透析回路の静脈側に注入する。生体のアミノ酸利用効率上、摂取熱量を1,500kcal/日以上とすることが望ましい。
高カロリー輸液法にて投与する場合、通常、成人には1日400mLを中心静脈内に持続点滴注入する。なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。また、生体のアミノ酸利用効率上、投与窒素1.6g(本剤:200mL)あたり500kcal以上の非蛋白熱量を投与する。

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