テーマ「移植」
こんにちは、培養室です🌼
今回は【移植】についてご紹介します。
移植には【分割移植】と【胚盤胞移植】があります。
どちらの移植も、方法は同様です。
分割胚と胚盤胞の違いについては過去の記事をご覧ください。
過去の記事:「テーマ「分割胚・胚盤胞」」
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● 移植の方法
1. 膣の洗浄を行った後、医師が子宮に外筒と呼ばれる細い筒を入れます。
(柔らかいカテーテルが子宮に入りやすいようにトンネルのような役割をします。)
2. 胚培養士がカテーテルの中に患者様の胚を吸引し、医師にカテーテルを渡します。
3. 医師が外筒の中にカテーテルを入れ、奥に胚を置いてきます。
この時ベッド横で超音波の画面があり、患者様にも移植の様子をご覧いただけます。
4. カテーテル・外筒を洗浄し、中に胚が残っていないかを確認します。
胚が残っていないことが確認出来たら移植終了です。
お着替えしていただき、ご帰宅いただけます。
針を使用する採卵とは異なり、安静時間はございません。
ただし、痛みがある場合は安静時間をとっていただき様子を見ることもあります。
以上が移植の流れになります ^^。
ご不明な点や、不安なことがございましたら
医師、看護師までお声がけくださいね。
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