見出し画像

〈不適切にもほどがある〉を観た感想

とても面白かった。
さすが宮藤官九郎さん。
いきなりミュージカルみたいなのがはじまった時には最後まで観れないかもと思いましたが、3話から最終回まではぶっ通しで一気見で観てしまいました。

このミュージカル形式はフィクションにする為の演出なのかなと。一見、全てギャグみたいな話にみえて全然ノンフィクションな話なわけで。今の世の中、ギャグ漫画を余裕で抜き去ってしまうほどギャグみたいな世の中で滑稽で。
昭和がギャグに見えるのはもちろんなのですが、
令和も同様で。その時代を大真面目に生きてる自分がまた滑稽で。
でもこのドラマを観てかわれる人がどれだけいるかな?と思うけどこれ観て変われる人間はおそらく微塵もいないだろうなって。
それが日本のマジョリティ。これってやっぱり日本の国民性ってやつなんじゃないかなって。

人間って成長に限界があるんだろうな。
成長できるのはテクノロジーだけで、
人間は真空パック状態。
未来から来た井上もやっぱりバカそうだった。

だからこれくらいはできる?
『寛容にならない?』
って宮藤官九郎からの提案だったのかなと。
馬鹿なんだから色々な事出来ないでしょ?
自分本位で変わる気ないんだからさ?
って。

日本の集団の構図が変わることってない。
というか人間の集団の構図って変わることがないんだろうな。


人間オワコン。


さすがにそんな破滅的な考えじゃないか(^o^)
クドカンと一緒にバンドやりたい。


次回『今までで1番泣いたかもしれない映画『サーティセブンセカンズ』です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?