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ザンビアでワークショップ その1

昨年から2年連続で、アフリカのザンビアに行ってきました。アフリカに行くのは昔からの夢で、特にサファリへの強い憧れがありました。そんなアフリカ行きが叶ったのも、丸森町に来たことがきっかけです。

お取引先の石塚養蜂園を初めて訪ねた時、ハチミツをディスプレイしている棚に敷かれていたのは、数々のアフリカンプリントの布でした。石塚さんはザンビア丸森プロジェクトという農業支援のプロジェクトリーダーをされていて、

私「アフリカに行くのが夢なんですー!!」
石塚さん「では、いつか!」

という会話を交わしたのを覚えています。

その後、私は丸森町に移住しミツロウを使った商品の販売を行うようになったのですが、そのノウハウを現地で伝えてほしいと声をかけて頂き、念願かなってザンビアに派遣されることとなりました。

ザンビアまでは、飛行機で23時間の道のりです。途中、韓国の仁川国際空港に降りてセキュリティチェックを受け、同じ飛行機に再搭乗。その後エチオピアで別の便に乗り換えます。

機内では前の食事を消化し切る前に、また次の食事が提供され、食べては寝ての繰り返し…じっとしているというのも、なかなか忍耐がいります。。

そうしてやっと降り立ったザンビアは、想像以上に異文化の世界でしたー!!!

鮮やかな赤と黄色のキノコ

頭にキノコや果物を載せた人が道路の中央に立っていて、停車したタイミングで売り込みに来ます。すごいバランス感覚!!

ベルトを売る人、後ろの人はパンツ、靴

服や文房具・車の部品など人によってそれぞれですが、1人1つのカテゴリーに絞って売っています。

突然の二段ベッド

道端で家具が売られていたりもします。何度も雨にさらされていると思うのですが、そこはよいのかな…?

ザッと車で走っただけでも、新鮮で刺激的な景色が広がっていたのでした。

かと思えば、到着したホテルは高級リゾートのような佇まい

2階建てのアパートメント


一階のリビングとキッチン


2階にはベッドルームが2つ


各部屋にシャワー・トイレ付

近くにはイオンのようなショッピングモールもあり、食料品や日用品も手軽に購入できます。

とりあえず、SIMや食料品を手に入れました。自炊できる環境だったので、調理用に大量の水も購入。滞在中は2-3日に一回、5リットルの水を調達していました。

翌日以降は、まずJICAなど関係各所への挨拶やワークショップの準備を行いました。ワークショップではミツロウを使ったローションバーという固形のボディークリームを作ることになっていて、現地でクリーム容器や型が調達できるのかを調べる必要がありました。現地の方が再現可能なものにしたかったのですが価格や機能の面で丁度いいものがなく、結局は紙コップで型をとり、プラスチックラップで包装するというスタイルになりました。日本のホームセンターや100均の品揃えとコスパがいかに素晴らしいことか…!!

そんなこんなで段取りも決まり、いよいよ農村でのワークショップが始まりました。

つづく

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