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Spring has come. |#私のプレイリスト




春が来た、

というと、なんだか不思議と
晴れやかな感じがする。



でも実際は、

なんだかスッキリしていなくて、
いろんな気持ちを抱えながらも
自分を奮い立たせないといけないときもある。



こんなにも気持ちが沈むのはいつぶりだっけ、

今すぐにはどうにもできないようなことなのに
油断をしたら頭にずっと住みついている感じ。

きっとこれまでだっていろんな苦しみはあったけど、そういうことはいつのまにか忘れてしまって、初めての大きな壁のように思えてしまう。





泣くことすらできないことがある。

頭がぼーっとして。
悲しいのか悔しいのか、
この気持ちが何なのかわからないまま。

そういうとき、音楽を聴く。






何も知らない奴の目に
映るあなたの姿まで守らなくていい
思い出してみて 本当に好きでいて欲しい人

ときに頷けない日々が
譲れない大切を脅かすけど
よく考えてみて 本当に守りたかった夢を


ほんとうの意味で「大丈夫、」と言ってくれているような気がする曲。

何度も何度も聴きたくなる。

この春にこの曲に出会えたわたしは、すごく幸運だったと心の底から思う。











どんなに打ちのめされたって
悲しみに心をまかせちゃだめだよ
何も実らなかったなんて悲しい言葉だよ
心を少しでも不安にさせちゃだめさ


この曲の好きなところは、こういうところ。

いろんなことに影響を受けてぐらついてしまうと、心は勝手に沈んでしまうもの、と思ってしまうけど。

違うんだ、そうじゃないんだ、ってハッとする。

どんな気持ちになったって、
それを必要以上にふくらませて、
自分の心を痛めつけてしまわないように。

悲しみをそのまま受け取って
心ぜんぶに浸透させてしまわないように。

心を明るく晴れさせるのも、自分なんだね。











世界の中で心に余裕を持っている人が
どれだけいるか知りたくもない
知ってしまうのが怖い


普段は、あえて言葉にはしないような本音。
一緒に歌ってみると「大丈夫」になれる。

曲の終わりの"曲名だけでも明るくしたい"
っていう歌詞もすごく好き。

本音を押しつぶす必要はないけど、
ほんのすこしの光まで消してしまわないように。










ELLEGARDENのジターバグは知っている曲だったけど、カバーバージョンもあるんだ、とふと久しぶりに聴いた。

数え切れないほど無くして
また拾い集めりゃいいさ

今がダメだと思うと、
これからもずっとダメみたいに思えてしまう。

でも、ダメでいい。
いつか、ダメじゃないと思えるときがくる。


遠回りする度に見えてきたこともあって
早く着くことが全てと僕には思えなかった

先が見えないくるしい日も、
こんなふうに回り道をしている時間なんだって
肯定してあげることができる。











腹が空くと少し寂しい
こんくらいの憂いだけで
日々がいつも済めばいいのに
破れたガラスの上を
君は一人で歩く必要はもうないよ


歌詞の隅々まで解釈するには
到底時間がいくらあっても足りないような
そのわからなさも、

ふわっとした無理のない明るさも、

どんな気分のときにでもぴたっと寄り添ってくれる、そういう、"救われる"曲。

きっとこれからも何度も聴くんだろうな。






春は、あまり好きじゃないな、
なんて今年は思ってしまった。

でも、
あったかくて、ちょうどよくて、
どこかに出掛けてみたくなる。

ずっと好きな季節だった。


ぜんぶ本当。


白と黒に分けなくて良くて、
こういう音楽に救われながら、
この春を生き抜きたい。