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悲しいこと

今日は娘のお友達の命日だった。
ニュースでどこどこの誰々ちゃんが交通事故で死亡。誰々ちゃんが誰々っちゃんが。そのたびに人生は無惨だと思っていたけれど、実際身近で子どもが亡くなることなんて想像もしていなかった。
けれど突然死んだ。
昨日まで一緒においかけっこしてゲラゲラ笑っていた子が突然死んだのだ。
小学生だった娘にとって
死=会えない
現実を突きつけられた日でもあった。
死後の世界がなんちゃらなってどうだっていい話で。
お線香をあげさせていただこうと試みたが、同じ年頃の子どもやお母さん達を見るのが苦しいという。
よく死ぬこと以外かすり傷や生きてるだけで丸儲けなんて言葉を耳にするがあの類の言葉ダサいし大嫌いです。
あの優しそうなお母さんにとって自分の子どもが生きて戻ってこない限り生き地獄なんだと想像している。あくまでも想像です。
きっとこの先、優しそうなあのお母さんが旅行をして美味しいソフトクリーを食べても立派な世界遺産を見て感動してもあの子がそばにいないことに打ちのめされて目の前が滲むのかもしれない。
 
どうかあの子の優しいお母さんが……
やっぱりなんて言葉をかけたらいいのかわかりません。

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