第3回:「先輩の“圧”はそこそこにね」
bex営業社員、佐藤めぐみさんの成長を見守る企画の第3回は、joemi by Un amiトップスタイリストの赤井希望さんが、佐藤さんの現在の技術レベルをチェック&人にアレンジする際のポイントを教えてくれました。
お盆前のある暑い日、bex営業の佐藤めぐみさんは再びjoemi by Un amiを訪問。赤井希望さんにまずはこれまでのセルフアレンジの練習成果を見
ていただきました。
赤井 どの辺が難しかったですか?
佐藤 ねじって留める位置を決めるのが難しいです。ゆるくなってしまったりして…。あと、ピンを差す向きがわからなくて…。
赤井 なるほど。トップの引き出し方は完璧だけど、佐藤さんも言ってたように、下の部分がもうひと頑張りですね。
赤井 地肌に近い所からねじるとゆるみづらくなります。あと、ツイストした毛束を結んでいるゴムが見えちゃってるので、それも見えないように
うまく収めるともっとよくなりますよ。
佐藤 なるほど。確かにそうですね。今夜また家でやってみます!
続いて人の頭でアレンジする練習を開始。モデル役は、佐藤さんの後輩社員、浅野恵穂さん。
まずはアイロンから。後ろでそっと赤井さんが佐藤さんを見守ります。
佐藤 浅野さんの髪質は細くて柔らかい…、ですね。わー、人の髪ってあんまり触ったことないからドキドキします。
「mm(ミリ)」のクリームバターを根元からつけ、毛先までなじませます。
トップをアーモンド状に分け取り、くるりんぱ。表面の毛束を引っ張ってくずします。
佐藤 浅野さん、痛くない?
浅野 大丈夫です。
佐藤 先輩からの“圧”で、引っ張られて痛いとは言えないのかと思って心配したよ~
浅野 いえ、本当に痛くないです!
赤井 笑。
アンダーを左右に分け、それぞれ2つに分けてツイスト。毛束をほぐして逆サイドに持っていき、くるりんぱの下で留めます。
佐藤 あ、毛束が短い!
赤井 佐藤さんより浅野さんのほうが少し髪が短いんですね。そういう時は毛先ギリギリまでねじってゴムで結び、そのゴムを隠すようにうまくピンで留めましょう。
逆サイドも同様。赤井さんが見本を見せてくれました。
赤井 耳上から編み込みながらツイストさせると、耳周りが浮かなくなりますよ。
佐藤 なるほど~。
赤井 少しずつ下をくずしてボリュームを出すとかわいくなりますよ!
佐藤 ルーズ感とかボリューム感って、くずす加減が大事なんですね。
完成!!
浅野 かわいいですね~!
佐藤 人にアレンジするほうがウェイトを高くできました。その人の髪質や長さによってやり方を少しずつ変えていくのは難しいですが、セルフアレンジより人にアレンジするほうが楽しかったです。
赤井 手つきがいいですね! くるりんぱは完璧。ねじり、くるりんぱ、バランスの取り方がうまくできるようになれば、色々なアレンジができるようになります。毛束の引き出し方によってキュッとさせたりルーズにさせたりもできます。ピンの留め方は練習あるのみです!
佐藤 頭ではわかっても手がついていかないことも…(笑)。赤井さんが手を加えると一瞬でおしゃれになるので、本当にすごいなと。
赤井さんの技術を間近で体験させていただけて、本当にうれしかったです。ありがとうございました。まだまだ練習、続けます!
佐藤めぐみさんの本日の教訓
「人にアレンジするのは楽しい!!」
次回(第4回)では、いよいよ佐藤さんが美容師さんにアレンジをレクチャーします。これまでのセルフアレンジ練習、ウィッグ練習、後輩の髪での練習を経て、満を持して講習会を開催。さてどうなることやら…!? お楽しみに!!
ライター 森永泰恵
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