あぐら
2024年4月5日 01:27
サーブゆっくりと吐いて背筋を伸ばす肩の力を抜いて高く高くさあ!踏み出せばいいだけ
2024年4月4日 11:55
サボテン君が置いていったサボテンなんだか目が離せなくなって写真を撮ったなんだか捨てられなくて3年今年も花を咲かせた
2024年4月3日 23:24
ぬいぐるみよく知ってる君がお寝坊なことお風呂で口ずさむ鼻歌も干したての匂いが大好きなこともよーく知ってるの僕がホコリを被っていたらいつも、悲しい顔をして謝ってくれることだから、もういいんだよ僕が居なくても君は大丈夫なことよーく知ってるんだ
2024年3月31日 22:24
37.1℃「傷を」「空白を」魂と呼んだ臓器の営みに触れた、その温度
2024年3月29日 07:35
声ねぇ手を貸して目を見て逸らさないで振動を焼き付けて
2024年2月26日 00:53
夢光年低くなった天井を眺め日々に漂う時間の早さと夢の欠片を集めた頃を想うあのメロディに任せて ふたたび
2024年2月20日 12:21
メトロノーム不規則なリズムが乱れ飛ぶ強張りに耳をすませば鼻歌を伝播する横ゆれ
2024年2月12日 17:26
尊厳の行方考える 考えずに在る笑顔を考える 考えようと空回る身体をパスカルの足跡を辿ると穏やかに葦が横切った
2024年2月9日 10:25
魔法耳の奥が痛む病み上がりには飴玉転がしてねしばらく頬に押し付けるとしわしわになるよほら飲み込む憂鬱とおさらば
2024年1月29日 18:29
君の目君の目は緑 澄んだ緑 瞬きで挨拶君の目は緑 翳った緑 指先で挨拶君の目は緑 濁った緑 鼻先で挨拶
2024年1月1日 00:10
ハッピーニューイヤー漠然とした不安や根拠のない希望を掲げて銘々に年を跨ぐ再び集う日を思ってうららかなまじないを
2023年12月25日 11:17
クリスマスえんとつのないいえでまどをあけてねむったことへんてこなプレゼントをくれたぶきっちょなサンタがいたこと私たちは 忘れないよ
2023年12月21日 23:41
今際の夢手を伸ばせば地平線 透かし足元に揺らぐ朝焼けに果てしなきわだつみの声をきいた
2023年12月20日 20:25
隔て「何を目指しているの」そこに薄ら漂う忽略の眼差し目の奥を合わせると逸らす視線 揺らぐ瞳今は曖昧に笑おう互いを踏み躙ってしまう前に
2023年12月20日 15:50
浪漫食堂おでんやうどん、時に天丼ほかほかのお出汁を匂えば憩いの輪が広がっているそんな浪漫を求めて ドアベルを響かせ
2023年12月20日 12:09
ふるさと水の無い川が乾涸びた道祖神がわたしの郷愁に潤いをもらたした