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血と汗と涙と音楽


つい先日、
久しぶりにマーチングに触れたくなって、高校時代の吹奏楽ダイジェストを見返し始めたら当時の記憶が蘇ってきて早朝6時、ベッドで1人涙ぐんでた😀


あの長いようで一瞬だった3年間はどう考えても確実に、私の人生において最も濃密な時間だったなー

座奏より専らマーチング派だったから(たぶんみんなそう)
ここではマーチング全振りで書かせてもらうね


世間一般の人たちにマーチングの話をすると、基本的に、歩きながら楽器を吹く、とか棒を持って行進する、みたいな、結構イージーなイメージを持たれがちなんやけど、正しくは

しんどいしんどいしんどいしんどい楽しい!しんどいしんどい楽しい!しんどい

が正解(?)

血みどろになって朝から晩まで体育館を走り回って、死ぬほど肺を使って、頭のてっぺんから足のつま先まで神経を尖らせる

腕は腱鞘炎、グローブと靴は穴が開きそう、最後は過呼吸寸前、左の小指は2回折った
骨折に関してはライフルが下手くそなだけ

どのセクションも超過酷

ただがむしゃらに上手くなりたいの一心で、でも失敗して悔しくて泣いてやっぱり上手にできなくて
気持ちはあるのに身体が追いついてくれなかったり


それでも楽しかったんよなー

ガードしたいなーマーチングしたい



全国大会の映像は何回見ても泣ける


どデカいさいたまスーパーアリーナの舞台

下から上まで敷き詰められた何千人もの観衆と張り詰めた緊張の中、表現することを楽しんだ8分間

あの景色は一生忘れないと思う

今こんなにマーチング愛を語っているけれど
初めて全国大会行きが決まった高校1年生の私は、当時マーチングが大嫌いすぎて、周りでみんなが嬉し泣きをしている最中、1人だけ嫌々泣きをしてた笑

帰り、ママの車の中で違う意味で大泣きをしたっけな
全部大事な思い出

沢山悩んで色んな経験ができたこと
高校生なりに頑張ってもがいた
吹奏楽はやっぱり素敵だね


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