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サブカル大蔵経504星亮一『偽りの明治維新』(だいわ文庫)
薩長と東北の怨念が太平洋戦争に繋がる。
江戸無血開城を昭和の戦争時に例えれば、西郷がマッカーサー、勝が吉田茂、慶喜が天皇…。
それにしても私、だいわ文庫にお世話になってます。気づいたら手にしています。
会津戊辰戦争における官軍という名の薩長軍の残虐行為である。p.20
明治維新は、日本にとって最悪の選択だったのか?長州の安倍総理まで続く。
会津人の怨念の一つは、婦女に対する暴行である。p.37
なぜ、東北だけが。
禁門の変。有史以来の大事件。p.92
長州過激派のクーデター。ある意味長州のこの狂気でないと変わらなかったか。
会津の前に立ちはだかる男たち。p.99
会津という存在がなぜ邪魔になったか。
金融業・龍馬。p.113
謎の男。
小五郎はいつもこの手で体制派についた。独特の嗅覚である。p.123
長州が危ない…。
慶喜も勝も会津を援護しなかった。幕府の身代わり、生贄として会津が選ばれた。p.165
慶喜は天狗党も見放した。
西南戦争はまさに雪辱の好機到来であった。200人余りの元会津藩士が参加、薩摩と戦った。p.227
山田風太郎も描いていました。
孝明天皇は長州こそ朝敵だと糾弾していた。崩御するや逆転。明治天皇を玉と頂く長州が官軍となる。p.255
孝明天皇がもし崩御されなかったら。
岩手からは原敬・斎藤実・米内光政・鈴木善幸。p.264
小沢一郎もこの系列か。
本を買って読みます。