見出し画像

サブカル大蔵経759エルザ・プランツ『フランス人の私が日本のアニメで育ったらこうなった。』(DU BOOKS)

フランスのオタク少女がマンガ家になる。

好きな作品のキャラクターを落書きしていたあの頃。

今の日本の漫画家から失われたもの。

トーンの使い方が懐かしい!

逆輸入されるあの時代の作品の魅力。

一番驚いたのは、著者本人のお写真。

画像1

えーっと…。何言ってるんだろう。p.25

 フランスで打ち切られたダイの大冒険をスペインの放映で観るも、フランス人にはスペイン語はわからないんだ…。日本の県ごとの放送局のような事情が、国をまたぐスケールでした。

小麦色に光るその肌。p.31

 キャプ翼のユニフォーム交換シーンは万国共通でした。そして、やはり小次郎推しでした。

オカシなクラスメイトに囲まれる。p.41

画像2

 奇面組こそ国際社会向けだと確信。

シンは"南斗高校"の教師。p.51

 改変された北斗の拳

オスカル様の肖像画はないんですか?p.56

 ヴェルサイユ宮殿でフランス人がオスカルを探す!

ミモザ荘:一刻館のこと、ジュリエット:音無響子、ユーゴ:五代裕作、ステファン:四谷。p.108

 めぞん一刻のフランスのオリジナル主題歌『ジュリエット、愛してる』における語句説明。

この記事が参加している募集

#読書感想文

189,141件

本を買って読みます。