見出し画像

サブカル大蔵経728MOBSPROOF編集部『アニメディスクガイド80's』(河出書房新社)

1983年、中二の時、初めてアニメ誌を買い、アニメという総合メディアの洗礼を受けていました。

80年代作品のOPやEDを紹介する本書。それぞれの楽曲へ心地よい文章が寄せられ、当時少し恥ずかしかったアニメソングも、音楽としてフラットに昇華しています。

懐かしく、新しい歌たち。ありがとうございます。

画像1

【1980年】たいらいさお「復活のイデオン」/戸田恵子「コスモスに君と」《富野とすぎやま、2大伝説巨人による全生命体必聴盤》p.12

最近毎日聴いています。

【1982年】串田アキラ「疾風ザブングル」《風か嵐か、血潮漲る名曲!全編カスタネットの乱れ打ち》p.31

劇場版ザブングルのポスターを高校卒業まで天井に貼ってました。

【1982年】伊藤さやか「恋の呪文はスキトキメキトキス」《クラブでパリピたちを爆音で踊らせているさすがの猿飛楽曲の数々》p.44

 日曜夜7時、三ツ矢雄二、島津冴子、田中真弓、千葉繁ら声優陣と久石譲の音楽。

【1983年】ローズマリー・バトラー「光の天使」《角川劇場アニメ第一弾。キース・エマーソン作曲》p.53

 この曲とオーラ描写が残っただけでもすごいか。

【1983年】MIO「ダンバインとぶ」《イントロは凱旋帰国した前田日明の入場曲として起用された。全編サビ》p.54

 MIOとハイパージェリルに持ってかれた。トッド・ギネスも印象深い。ママン!

【1983年】堀江美都子「恋は突然」《剛役を佐々木功が演じた衝撃》p.57

 土曜日テレ朝、少女マンガ枠。父親役の青野武。

【1983年】飯島真理「夢色のスプーン」《両面ともに作詞・松本隆、作曲・筒美京平、編曲・川村栄二。飯島真理はマクロスでミンメイの声優をしていたが、音盤はこちらが先》p.59

 初めて買ったCDが飯島真理でした。

【1983年】高橋みゆき「オレンジのダンシング」《伊藤アキラ作詞、新田一郎作曲》p.60

 ななこに続いて五反田や四谷が飛ぶ所

【1984年】鹿取容子「星のデジャ・ブー」《〈シャワーなんかじゃ消せない愛がある〉など、まったくロリコンを取り入れていない三浦徳子のアダルトなリリックも最高だ》p.86

 マクロス、オーガス、サザンクロス。

【1985年】森口博子「水の星へ愛をこめて」《作詞は安定の売野雅勇が担当》p.114

 前期と後期、どちらのOPがいいのか。

【1986年】make-UP「ペガサス幻想」《イントロリフからの「セインッセイヤァ〜!》p.138

 荒木キャラは「魔女っ子メグ」を想う。


この記事が参加している募集

読書感想文

本を買って読みます。