ストレスフリーで貯める!節約疲れしない節約法【part1】
現在40代後半の扶養内パートで働く主婦、nagomiです。
同じ歳で会社員の夫、大学生の一人息子との3人で暮らしています。
突然の年収約150万円ダウンの危機から8年間で、学費など子どもの為に合計1000万円ほどの捻出に何とか成功した私の体験を失敗談と成功例をもとにお伝えしたいと思います。
どうすればお金に困らない生活ができるのか、少しでもヒントになれば幸いです。
食費と光熱費の節約を試みるが大失敗に終わった件
みなさんは「節約」といえば、どんなことを思い浮かべるでしょうか。
「食費の節約」「光熱費の節約」をまず考える方が多いのではないでしょうか。
私もまず生活に直結している、この二つを思い浮かべました。
年収150万円ダウンの上、貯金を切り崩しながら生活していた私は背に腹は代えられない状況だったので、とりあえず思いつく節約をやっていこうと決心しました。
●お惣菜はなるべく買わない
●安い食材が売っているスーパーをハシゴする
●1週間の献立を考えておく
●出来るだけまとめ買いする
●日用品は安い時に多めに買っておく
●使っていない部屋の電気はこまめに消す
●お風呂は保温に光熱費がかかるので、間をあけず続けて入る
結果、1か月ほどで挫折しました…(早い…笑)
私はとにかく料理が好きではないので、お惣菜を買わないことがツラくてたまりませんでした。
1週間の献立を立てたところで、それを食べたくない気分、作りたくない気分の時もあるので予定通りにはいきませんでした。
結果的に献立の予定に従ってまとめ買いした食材が無駄になってしまうこともしばしば。
仕事終わりに夕方の混んでいるスーパーのハシゴは心身ともに疲弊しますし、日用品を多めに買っておくと在庫管理が複雑になって大変でした。
電気をこまめに消したり、お風呂の時間に関しては家族の協力を得られずイライラが増しただけでした…。
絵に描いたような悪循環…www
食費と光熱費の節約は私には全く向いていませんでした。
その上、頑張った割にはそれほど大きな節約にはなっていなかったんです。
結果、行きついた答えは固定費の節約でした。
固定費を節約するメリットは?
固定費を節約する最大のメリットは、一度見直しをしたら削減効果が持続することです。
例えば、月7,000円のスマホ料金のプランを月3,000円のプランに切り替えたら、毎月4,000円の節約に。
料金プランが廃止にならなければ、何もしなくても年間48,000円、10年で480,000円節約できる計算になります。
毎日の生活中で意識し続けなければいけない食費や光熱費の節約よりも精神的にも実績的にも楽な節約です。
固定費の節約のために効果的なこと:住宅編
●住宅ローンの借り換え
一概には言い切れませんが、住宅ローンの借り換えは残りの支払額が1,000万円以上で、返済期間が10年以上あり、借り換え後の金利差が1%以上ならば節約効果の期待がかなり大きくなります。
上記の条件に当てはまらない方でも返済金額が減る場合はありますので、金利の安い銀行で審査の申し込みをしてみてはいかかでしょうか?
借り換えの手数料が数十万かかる、審査・契約などの準備に手間がかかるといったデメリットも生じるので、かけるお金と時間に見合う価値があるかはみなさんの状況によって違ってきます。
事前にしっかり調べてみてくださいね。
ただ、時間がかかるといっても多くの時間は銀行の審査待ちの時間です。
ご自身の稼働時間としては、せいぜい3~4日程度のことです。
仮に諸費用がかかったとしても…トータルで安くなる金額が50万円ほどだったとしても…返済金額が減るメリットは大きいと思います。
みなさんなら50万円貯めることがどれだけ大変がご存じですよね?
実働3~4日で50万円貯金が増えたと思えば、大きなメリットだとわかっていただけると思います。
一度住宅ローンの一括見積サイト「モゲチェック」で、金利を下げれると返済金額がどれくらい減るのか調べてみてください。
また各銀行のHPで住宅ローンのシミュレーションが出来る場合もあるので、参考にしてみてください。
●住宅ローンの金利交渉
上記は借り換えについてでしたが、現在住宅ローンを組んでいる銀行と金利交渉をするという方法もあります。
こちらについては借り換えの場合と比べて、諸費用が大幅に安くなる場合があります。
また、同じ銀行内でのことになりますので手間も少なくなります。
金利交渉をする場合は、今より金利の低い他銀行の住宅ローンの審査を申し込んでみてください。
仮審査が通った時点で、それを材料に同じくらいの金利に引き下げられないか現銀行に交渉してみます。
もし金利引き下げが叶わなかった場合は仮審査が通っている他銀行に借り換えをすればいいので、どちらに転んでも金利を下げることができます。
金利交渉はリスクが低く、メリットが大きい方法ですので是非検討してみてください。
●賃貸の方は家賃の値下げ交渉を
賃貸住宅にお住いの方は、家賃の値下げ交渉をしてみてください。
無理な要求はダメですが、同じマンションの他の部屋の家賃と比較したり、近隣の同じような間取りの家賃相場を調べたうえで、それを材料に値下げ交渉をします。
大家さんの立場としては、空き家になった場合のコストを考えると値下げしても住み続けてくれる方がありがたいこともあります。
ただし、あくまで「値下げのお願い」ですので、受け入れられない場合もあります。
その場合は、より家賃の安いところに引っ越すことを検討してみてもいいと思います。
また大家さんや管理会社から家賃値上げのお知らせがくる事もあると思います。
これは上記とは逆に「値上げのお願い」ですので、必ずしも承諾する必要はありません。
入居の際に交わした契約書記載の家賃を借主の承諾を得ずに変更することは出来ません。
あたかも決定事項のように「サインしてください」と書面を送ってくることがありますが、納得できない場合はサインをせず「拒否します」と記載して返送してください。
その際、トラブル防止のために念のためコピーや画像を取っておいてください。
拒否なんてしたら追い出されるのでは!?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、安心してください。
借地借家法にて借主の権利は守られています。
あくまで、契約書に記載された家賃が正規の家賃となるのです。
家賃の値上げを拒否したからといって、貸主の一存で追い出すことは法律違反になります。
ただし、値上げ拒否できるのは「普通借家契約」の場合です。
「定期借家契約」の場合は拒否はできませんので、契約書にて確認してください。
ただ、ほとんどの場合は「普通借家契約」での契約になっていると思います。
住宅ローンや家賃は家計の中でかなり大きな割合を占めている出費です。
この出費が毎月軽減される効果は高い!!
是非とも見直しを進めていってください。