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妄想お天気トリップに出かけてみた

こんにちは、気象予報士の片山美紀です。
大型連休が始まりましたが、今年は「ステイホーム週間」。
わたしもおうち時間ができたので、久しぶりにnoteの更新をしています。

コロナが落ち着いたら「こんなことをしたい!」という妄想が止まりませんが、やっぱり一番したいのが旅行。
初めての場所にも、もう一度行きたい場所にも、たくさん出かけたい。

その旅行の準備に欠かせないのは、やっぱり天気予報です!

しかし、コロナ終息の見通しが立たないいま、いつまで待てばいいのか分からない・・。そこで、わたしは、天気図を片手に行く「妄想お天気トリップ」に出かけたいと思います!

今年の春、わたしが一番行きたかった場所は、京都
この数年、毎年、春は京都にお花見へ出かけています。
歴史ある街並みの中で見る満開の桜は、なんとも美しいですよね。
しかし、春の京都は、東京などに比べると、意外にすっきりと晴れる日が少ないのが難点なのです。

天気図冬型

4月と言っても、日本付近はまだ西高東低の冬型の気圧配置になることも多く、こうした気圧配置のときは、太平洋側ではよく晴れる一方、日本海側では雨や雪が降ったりやんだりの天気になります。

忘れてはいけないのは、京都は日本海側の天気パターンになりやすいこと。
強い冬型の気圧配置のときには、金閣寺に雪が積もっているニュースをよく見ますよね?

わたしが去年、おととしの春に京都を訪れた時も、2回とも雨の時間がありました。

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おととしは、くもり空の時間が長かったので、街歩きは十分楽しめたものの、雨が降るとすっごく寒いのが辛かった・・・。
冷たい空気が入ってくるため、気温も10℃ほどでした。

そんな寒い中ですが、インスタ映えかき氷を食べるという暴挙に出ました。
だって、前々から楽しみにしていたんだもの!

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写真には笑顔で収まっていますが、お店の中でも震えながら食べていたのがいい思い出です。京都に行くなら着物姿でしゃなりしゃなり歩きたい~という方も防寒できるように、カイロをもっていくのがおすすめです。

そんな冬の名残がまだある京都だからこそ、見られた光景がこちら。

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パラパラっと雨が降った後の「しぐれ虹」。
一瞬だったけど、雨が降り出してどんより沈みかけていた気持ちを明るくしてくれました。

来年の春、京都に行くなら、絶対に折り畳みの傘を持って行こう。カイロもしっかり。

京都はパンやコーヒーの消費量が全国一位!というように、純喫茶からおしゃれなコーヒーショップまでたくさんのカフェがあります。

ぜひ、京都を訪れる際は、朝早くもしくは前日夜から入り、モーニングを楽しんでみてください。

定番はイノダコーヒーのモーニング。

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もう一度、訪れたいのは、二寧坂にあるスターバックス。日本で唯一、畳の敷かれた和室があるのです。いつものラテを飲むもよし、街の雰囲気に合わせて抹茶のフラペチーノを飲むのもまたをかし。

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全室和室ではなく、和室の席数は限られているので、朝早く行くのがおすすめです。
東京でPC作業をしながら飲むコーヒーは眠気覚ましのためでも、京都でゆったり飲むコーヒーはなんだか自分を文化的で豊かな人間だなあと思わせてくれます。文庫本なんて片手に持っちゃえば、この瞬間ばかりは立派な高等遊民です。あっちもこっちも巡りたいと欲張っちゃいますが、今度は時間に余裕を持って、京都で読書を楽しみたい!

次はどこへ妄想旅しようかなあ。



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