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【比較!】翻訳者は日本人がいいのか?ネイティブがいいのか?
翻訳会社またはフリーランスの翻訳者に依頼する場合、はたまた社内で翻訳者を採用する際に、日本人の翻訳者にするか、英語ネイティブの翻訳者にするか迷われるケースが多いのではないのでしょうか。
今回の記事では日本語から英語に翻訳する場合をケーススタディとし、日本人、英語ネイティブどちらを採用するべきかお答えいたします。
日本人翻訳者とネイティブ翻訳者の特徴
まずは日本人翻訳者とネイティブ翻訳者の特徴の違いを以下に完結に記載いたします。翻訳者によっても個人差があるため、一概に全員が同じとは言い切ることができませんが、一つのポイントとして訳出が異なる傾向があります。
①日本人翻訳者(原文言語ネイティブ)
・日本人のため、日本語の意味をキチンと訳文に反映させる
・原文に忠実に翻訳することを意識するため、一問一句忠実に翻訳を行ういわゆる直訳調な訳出になることが多い
②ネイティブ翻訳者
・ネイティブのため、読みやすいように意訳してくれる。
・日本語の原文のニュアンスを誤って理解してしまう。
※直訳調と意訳調とは
直訳 原文の文字や語句、文法に忠実に翻訳すること。
意訳 原文の一語一語にこだわらず、全体のニュアンス(意味)に重点をおいて翻訳すること。
まとめ
日本人翻訳者とネイティブ翻訳者では訳出が異なる傾向になることをご説明いたしました。
翻訳者の全てが同じ特徴であるというわけではございませんが、私が翻訳者のコーディネータを行う中で多いと感じる点ではあります。
よくあるトラブルとしては、依頼側の希望する訳出と翻訳者が翻訳した納品物の訳出が異なる場合、依頼者が誤訳と判断し、一方的なクレームを申し入れるケースです。
そのため、依頼者は意訳、直訳どちらを希望するのかを事前に伝えること、
翻訳者はどのような訳出を求めているのかをクライアントにヒアリングする必要があります。
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