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コミュ障って、喋れない暗いやつってワケではないって話。

どうも、明るいコミュ障みきてぃです。

これまでnoteやSNS上で、超が付くほどのコミュ障であることを公言してきました。
ですが、私に対する周りのイメージはどうやら真逆のようです。

「明るい」「そんなふうには見えない」と言われがちですが、コミュ障ってなにも暗くてひと言も喋れないやつのことではないんですよ。

今日のnoteでは私がどういうタイプのコミュ障なのかを書いてみます。(誰得)

きっと仲間いるはず。

■特定の人としか雑談できない。

「コミュ障」といいつつ矛盾しているかもしれませんが、私はかなりおしゃべりな方です。
家族とか恋人とか友だちとか、親しい人と一緒にいるときは絶えずずっと喋ってます(笑)
MC・司会など、一方的にトークすることもどちらかといえば得意です。

でも、雑談は特定の人としかできません。

初対面の人や数回しか会ったことがない人と会話が続かないのはよくあることですが、私の場合、何度も会っている人や数年の仲であっても雑談ができないことはザラです。
何気なく雑談ができるのは、家族、恋人、とある友人2人くらい。あとの人は会話があまり広げられません。

理由がなんなのか、どういうタイプの人となら話せるのかは自分でも正直よく分からない。

話せない人=嫌い、苦手な人ということではありません。
むしろ仲良くなりたいのに話せない。

「コイツ感じ悪いな」と思われたくないので頑張って会話を広げようとしますが、結局「今日暑いね」とか当たり障りのないことしか言えません。どうして…(泣)


■サシじゃなければ喋れる。

不思議なことに、3人、4人など、複数人が集まっている場面では喋れます。
でも、サシだとまったくダメです。

例えば、数人で遊んだ帰りにたまたま方向が一緒の人と2人きりになったり、飲み会中にトイレなどで席を外した人がいて誰かと2人きりになったとたん黙ります。

これ、私のコミュ障習性の中で一番治したいところでして、だってめっちゃ失礼じゃないですか。

相手からしてみたら、さっきまで普通に喋ってたヤツが自分と2人きりになったとたん黙るとか「え、嫌われてる?」と思いますよね、普通。

もちろんこれもその人が嫌いだから喋れないわけじゃないんです。悪気はないの。

数人でいると誰か話題を振ってくれる人がいたり、会話を広げてくれる人がいるじゃないですか。
だから私もスラスラ喋れるのですが、話題提示・会話拡大の能力を持ち合わせていない私は、その役割をしてくれる人がいなくなったとたんダメです。

一生懸命話題を探すけど大した話はできないし、相手に話題をもらっても「そうなんだ〜!」「すごい!」以上の気の利いた言葉が出てこなくてシーン…となってしまう。会話クラッシャーかよ。でも本当に悪気はないの。


■つい考えすぎてしまって会話にならない。

繰り返しになりますが、喋れない相手=嫌いな相手ではないのです。
むしろ仲良くなりたくて、色々聞いてみたいけど、どこまでなら聞いていいのか分からない。

質問攻めになってもウザイし、うっかり突っ込んだことを聞いて「なんでそんなことお前に言わなあかんねん」と思われるのも嫌です。

いや、そこは空気読んでいい感じのさじ加減でさ〜〜!と言われそうですが、コミュ障にはそのさじ加減が分かりません。そんな能力があればコミュ障を名乗っていない。

じゃあ自分のことを話せばええやん!と言われそうですが、「いや、私のことなんか聞かせてなんの得が?」と、ネガティブな私がこんにちはしてしまうので、聞かれたことにただ答える一問一答型みたいになってしまいます。

要は考えすぎて、気にしすぎて喋れないのです。


■明るく振る舞うことはできる。

根はめっちゃ暗いですが、明るそうにすることはできます。ニコニコできます。

スーパーネガティブなので、心の中はいつもなにかしら劣等感とか心配ごととかに囚われていますが、別にそれは他人に見せるもんじゃないと思っているので、人と接するときは極力表に出さないようにしてます。

悪くいえば取り繕ってる、ということになるのでしょうか。

かなり例えが汚いですが、う〇こって人に見せないじゃないですか。
それと同じで、自分の汚い部分とか嫌な部分って、基本的に人に見せるもんじゃないと思ってるんです。
だから私の根暗・ネガティブオーラを人に感じさせないようにすることは私なりのエチケットのつもりです。

でもそれって、要はう〇こをガマンしている状態だから負担はかかるし、めちゃくちゃ疲れます。

あ、ちなみにこれは自分に対して気を付けていることであって、ネガティブオーラを放っている人に「コイツう〇こ垂れ流してんな」と思っているわけではないです。人は人、自分は自分。


■いろんなタイプのコミュ障がいます。

こんな感じに、「コミュ障」とひとくちにいっても、世の中にはいろんなタイプのコミュ障がいます。

私はまったく会話ができない、笑わないといったタイプではないけど、そうならないために自分を演じないとコミュニケーションがとれません。

それってすごくエネルギーを使うし疲れるので、「なるべく1人でいたい」もしくは「関わる相手を限定したい」と感じてしまうタイプのコミュ障です。

でも、そんな気持ちに反して「いろんな人と出会ってみたい」「友だちがほしい」と感じている一面もあります。

だから皆さん、私とサシになったとたん会話が止まってしまっても誤解しないでください。
あなたと仲良くなりたくて、嫌われたくなくて、脳ミソをフル回転させて機動が鈍くなっているだけです。

「コミュ障だから」を理由に相手に嫌な思いをさせていい訳ではないと思っているので、一応努力はしてみてます。
雑談力に関する本も何冊か読みました。効果が出ているのかは分からないけど(笑)

もちろん、本当に人と話すことがまったくできないタイプのコミュ障さん、緊張してしまって笑顔がまったく出せないコミュ障さんもいると思います。

けど、コミュ障側の立場として言えることは「相手に興味がないから、嫌いだから話さない」という人はとても少ないということ。

だからどうかお気を悪くされず。
頑張って言葉をひねり出しているので温かく見守ってください。

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