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自分のキャパは自分にしか分からない。

大の苦手な早起きを強いられる日が続いているせいか、ネガティブ思考が止まらない今日この頃。

なんで社会は朝から始まるんだろう。
昼から始まるのが普通な世界線があってもよくない???

9時始業の8時間勤務、1時間休憩がデフォルトであるように、世間というのはなにかにつけて「社会のデフォルト」「自分のデフォルト」に当てはめてものごとを測りたがります。

「辛いのはあなただけじゃないよ」
「みんなも頑張ってるよ!」

とかがその最たる例だと思うんですよ。
最近それっぽいことを人から言われる機会があったのですが、

そうだよね、知ってる。
みんな辛いよね、みんな頑張ってるよね。

でもね、どうして我慢の限界点までみんなで足並みそろえなあかんのや??

痛みを我慢できる程度は人それぞれだって、炭治郎も言ってたよ???

たとえば、私は低気圧が苦手で雨が降る前はもれなく死ぬけど、天候の影響をまったく受けない人もいます。

天候には左右されるけど風邪はめったにひかない私は、しょっちゅう風邪をひく人の気持ちを100%理解することはできません。

そんなもん。みんなそれぞれ、耐性のあるもの・ないものがある。

体質とか性格が人それぞれ違うように、「しんどい」と感じる基準も人それぞれでいいと思うんです。

もちろん、それぞれの「しんどい」を盾にしてなにからでも逃げていいかと言われると難しいところですが、少なくとも誰かの基準と比較して「いやぁ〜みんなに比べればその程度で」と言われるのはちょっと違うな、と。

とは言え、私も自分の胸に手を当ててよーく思い出してみると、自分基準でものを言ってしまったことがたくさんあります。反省。

そして、そういうときって「私もしんどいのに!!なんなん?!?!」という勢いで自分の基準を主張しがちなような気もします。

自分も必死でしんどいときほど、人の痛みを分かってあげる余裕がないのかもしれないですね。

でも、結局自分のキャパなんて自分しか分からないし(なんなら自分でも分からないこともある)、他人に100%理解してもらうなんて絶対に無理。

「私の方が辛い」「みんな我慢してるのに」ではなく、「私も辛いあなたも辛い」「みんな我慢しなくていいのよ」っていう平和な世の中にしていきたいですよね。

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