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少しずつもとに戻る世の中で、なにを大切にしようか。
新型コロナウイルスという厄介者が登場して、早2年半ほど。
近頃はいろんなイベントごとが復活してきたり、飲食店でもアルコールが提供されるし、きちんと安全を確保できればマスクを外すことも認められたり、ずいぶん元の生活に戻ってきたなぁと感じます。嬉しい。
そんなことを実感したのは、今月・来月の自分のスケジュール帳を開いてのことでした。
……なんか、忙しいな?
いや、ありがたいんだけどね!!!
今はパラレルワーカーを公言して、会社員に音楽家、写真家、友人とのハンドメイド製作、ライター……といろんなことをしている私ですが、コロナ前は会社員と音楽家しかやっていませんでした。
週の半分くらい会社に行って、会社が休みの日のうちの何日かに音楽家としての仕事がある、といった感じ。
ですが、2年前にコロナが上陸したころは音楽の仕事はゼロに等しいものになり、数ヶ月に1回たま〜にポツンポツンとレッスンの仕事があるくらい。
会社が休みの日=ただの休日になってしまい、「このままでは嫌だ!」と必死にもがいていろんなことをやりはじめたわけです。
ここ2年ほど会社が休みの日=自分のこれからのためにもがいて活動をする日でしたが、世の中がもとに戻ってくるにつれて、もともとやっていた音楽の仕事も戻ってきました。
いや、本当に本当にありがたい。
この空白の2年のうちに私のことなんか忘れられて、世の中が落ち着いても自分に声が掛からないんじゃないか……?ということを何よりも恐れていたので。
空白期間を経ても声を掛けてくれる人がいるありがたみを味わいつつ、問題点にも気が付いてしまいました。
この2年、必死すぎるがあまり、仕事や作業量をとんでもなく増やしてしまったのです(白目)
コロナ前は、会社が休み=音楽の日だったところを、今は会社が休み=音楽の仕事いって、写真の活動もやって、ハンドメイド製作もして、執筆をする……。
私、何人いるんだよ?!カオスだな?!
こんな状況を自ら作り出してしまったわけです。
こうなることをまったく想定していなかったわけではありませんが、これは思った以上に大変だなというのを実感しているところです。
かといって、この2年で作り上げたものは、なにも無駄だとは思っていない。
やめたいとも、やらなきゃよかったとも思っていません。
少しずつもとに戻っていく世の中で、私が一番やりたいこと、大切にしたいことはなんなのか?
今はそれを考えるタイミングなのかもしれないなと思っています。
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