もう、お金にコンプレックスを感じて生きたくない。
会社員×フリーランスのパラレルキャリアで色んな仕事をしている私。
なにを目指しているのか、どうしてそうしているのかにはたくさんの理由があって、今までnoteにもちょこちょこ書いてきました。
頑張って働いて、勉強して、いつか目標を達成した先に欲しいもの。
スキル、実績、自由な時間。
手に入れたいものはたくさんあるけど、やっぱりかなりのウェイトを占めているのはお金だったりします。
お金の話って、なんとなくタブーなイメージがあるから、今まであまり話題にしてきませんでしたが、実は私はお金に対して強いコンプレックスを抱いています。
私の家は、特別裕福ではなく、でも貧乏というほどでもない、いわゆる「普通」の家庭……だと思っていました。
でも、私が知らなかっただけで、実は両親は金銭的にかなり無理をしていたり、私も私で多額の奨学金を借りて私立の音楽大学に進学してしまったり、海外で開催される一流奏者のワークショップを受けたくて大学生のうちに借金を作ってしまったり。あ、借金はさすがにもう完済しましたのでご安心を……(笑)
音楽の勉強に必要な楽器を購入しようにも、当時まだ未成年の私はともかく、親の名前でもローンが組めない……なんてこともあり、気が付いたときには親子揃ってお金に悩まされる状況でした。
たまにテレビに出てくるような、雑草食べたり水が止まったり……という域にはいかずに済みましたが、世間一般的にいう「普通」からは少しだけ外れた場所にいたように感じています。
特に大学時代は、音大という特殊な環境柄もあって、周りには親に学費を全額出してもらった子、楽器代や留学費も全部親戚に負担してもらって、バイトなんかしたことない子も、それなりにいました。(もちろん、そうじゃない人もたくさんいたけど。)
私を大事に育ててくれた両親のことは大好きだし、お金があるかないかも人それぞれ。
全部仕方ないこと。誰を恨んでも仕方ない。
そう頭では分かっていても、
どうして私は「普通」じゃないの?
心の奥の方には、今もずっとそんな気持ちがじんわり広がっています。
もっとお金があったら、今ごろもっと違う人生があったかもしれない。留学だってしてみたかったし、こんなに苦労しなくてもよかったかもしれないのに。
お金がないから諦めてきたこと、お金を理由に逃げてきたことが、たくさんたくさんありました。
でも、今は私も成人して、社会人になって、自分でお金を稼ぐことができます。
金銭的に大人に頼ることしかできなかった子どもの頃とは違って、今は私が努力さえすれば、いくらだって稼げるし、欲しいものも手に入れられる。
もう、お金にコンプレックスを感じて、お金を理由に人生を諦めたくない。
そのために、今の私は、少しでも多く稼げるように、色んなことを勉強して、色んな知識・スキルを身に付けるためにもがいています。
その結果、今はどうしても忙しくなってしまって時間のゆとりはないし、体力的にも精神的にも辛いと感じる瞬間はいっぱいあります。
でも、あの頃のように「お金がないからできません」と諦めないといけなかったことに比べると、全然辛くない。
もう、お金にコンプレックスを感じて生きていくのは嫌なのです。
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