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信用できる人を5人持っておきなさい

地元のショッピングセンターのカードのポイントが貯まっていたので、金券に替えた。

金券を手にしたら、金券は現金よりも価値があるように思えてきて、
「これは、絶対に『いい』と思うものを買わなければ」
という気持ちになって、本屋で「絶対にいい」と思える本を買った。

松浦弥太郎さんの「さよならは小さい声で」というエッセイを買った。

松浦弥太郎さんなら、絶対に清らかな文章が書かれているという確信があった。

本を開いたら優しさと温かさと綺麗なお水みたいな清らかさが溢れてきた。

とても幸せな気持ちになった。

今、手元に本がない(母に貸している)ので、はっきりとした文章は覚えていないのだけど、

「いまの世の中は情報が溢れかえっていて、何を信じたらいいのかを見失いそうになってしまうから、『この人は信用できる』という人を5人は持っておきなさい」

ということが書かれていた。

これは、弥太郎さんが言った言葉ではなく、弥太郎さんが知り合いの女性に言われた言葉なのだが、とても心に響いた。

このように大切なことを教えてくれた女性は弥太郎さんにとってその5人のうちの1人なのだそう。

私にとっての5人は誰だろうと考えた。

何人か頭に浮かんだ。

それは実生活で接する親しい人だけでなく、顔も知らない人もいる。

その人の書く文章しか知らない。

でも、「この人の書く文章はいつも好きだ。」という確信がある。

それは信用だ。

どの角度でも良いから、私も誰かの5人のうちの1人になれたらうれしい。

#松浦弥太郎 #エッセイ #日記 #うろ覚えすみません