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再入院。

5月31日から重度妊娠悪阻で入院して6月17日に退院できたのだけど、またいっぱい吐くようになってしまい、6月19日から再入院しています。

再入院初日は何をしてもしなくても戻してしまい、1日で12回ほど吐き、吐くものもないから泣きながら胆汁や血を吐いたりしました。

今でこそ12回も吐きませんが、それでも歯を磨いたり、トイレに行こうと立ち上がったり、何か飲もうとしたり、寝返りを打ったり、ただ寝ているだけでも急にえずいたりして生きた心地がしません。

特に夜が辛くて、夜になるのが怖くて怖くて泣けてしまう日もあります。

ゲーゲー吐きながら時計を見るとまだ24時で、「まだ夜だ・・・」
と涙がポロポロ溢れます。

正直つわりがこんなにも辛いだなんて全く思っておらず、何か食べるときに「ウッ」ってなる程度だと思っていました。

「もう消えてしまいたい」

何度もそう思ってしまいます。

夜には悪夢を見ます。
夢の中でも吐いていて、吐いても吐いても楽にならなくて、ずっと口からそぼろみたいなものが延々と出てくる夢でした。

泣きながら目覚め、口を濯ぎ、うがいをしましたが気持ち悪さは消えません。

体重も通常時から7kg減ってしまい、自分で歩くのがしんどいです。

スマホで
「つわり いつまで」
「つわり つらい」
「つわり 対処法」
「つわり 妊娠悪阻」
「つわり 耐えられない」
「つわり 終わる兆候」
「つわり 楽になる方法」
と鬼のように検索をしますが

「つわりが終わる時期は人それぞれで、12週ごろから落ち着く人もいれば臨月まで続く人もいます」

「横向きに寝るとお腹に負担がかかりません」

「食べられるものを食べられるときに食べましょう」

「水さえ飲めなくなったら妊娠悪阻の可能性があるので病院で点滴をしてもらいましょう」

「つわりの終わり方はある日急に終わる人もいれば、良くなったり悪くなったりを繰り返して終わる人もいます」

「いつかは終わるので頑張りましょう」

など、求めている答えが返ってきません。

私は今まさに苦しいこの状況からなんとか逃れられないかを知りたいのに、どうやら今病院で点滴をされているこの状況が最上級の対処法らしい。
こんなにも苦しいのに。

「なんで医学はこんなに進歩しているのにつわりから逃れる方法は明らかになっていないんだろう」ととても悲しくなりました。

つわりで死ぬわけではない。

つわりはいつか終わる。

この二つの理由から、つわりの研究は進んでいないのではないかと勝手に思っています。

点滴をしてもらっている限り私は死ぬことはないだろう。

今が平安時代とかだったら確実に脱水と飢餓で死んでる。

私は恵まれているのだ。

ただもう心と体がズタズタのボロ雑巾のようになっていて、精神的にはとっくに死んでいる。

本当に辛くて辛くて、でも耐えるしかなくて、いつまでつづくか分からないこの状況をどうする術もないことに絶望してしまう。

早く終わって欲しいと願うばかりです。

一人目がこうだと、怖くて二人目のことなど考えられないと思ってしまいます。

近い未来につわりのメカニズムが明らかになってすごく楽になる対処法が見つかりますように。

#日記 #エッセイ #重度妊娠悪阻 #つわり #入院 #再入院 #20230623