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テレワークで生産性が落ちる会社と落ちない会社|よく見る企業体質とその改善方法

現在ビジネス掲載 経済評論家 加谷 珪一 さんの記事が大変興味深かったのでご紹介。

タスクの見える化ができていないし、課題として考えられていない企業は多いですね。
自社に問題があるのはわかるが、何をすればいいか?という問いに、新システムを入れよう!とか。

テレワークという仕組みを導入する以前の問題があります。
元々の体制がよろしくないところに、新しい仕組みを上乗せするような行為は、経営のバランス感がないと思います。

何も見ていない企業は多い

見える化という言葉があります。
可視化です。
これを怠る企業は多いです。

最も問題なのは、「現状に課題感を持っていない企業とその代表」です。
問題を見てませんし、見ようとしないと人間は物が見えませんからね。

ある有名な映像。
コンビニで、レジ前の商品から火が出ているんです。
店員も客もノーリアクション。
普段から「そんなことはありえない」と思っていると、人間は物事を認識できません。
意識を集中しないと、物が見えないのです。

企業で、誰かが辞める時にバタバタするのも、これが原因のひとつです。
平時に「うまくいっている」と勘違いしています。
誰か特定の人物の犠牲の上で、仕事が回っている状況を、経営陣も作り出しています。

どうすれば改善できるのか?

目に見える形にルールが制定されていない。ことを見えるようにしませんか?

例えば、細かい改善点ですと、

作業の属人化と手順書がないこと。手順書のフォーマットすらない。

「あの仕事はあの人が得意だから担当してやってくれるだろう」という暗黙の譲り合いが職場に蔓延している。

作業振り分けの曖昧さ。
各タスクに明確な責任者がいない。
責任者を任命していないのに、タスクが完了していないと「この人がいつもやっているんだから」というイメージだけで誰かを叱る。

タスク管理が全くできておらず、誰にどのくらいのタスクが偏っているか知らない名前だけのPL。

誰がどんなタスクをどんなやり方で実行した結果、自分のタスクができてくるのか知らないスタッフ達。

どの仕事をどのくらいやったら昇給できるかなどの評価システムの曖昧さ。契約内容も「できるところまでやってくれ」では、働く側は頑張れば頑張るほど損をする。
※過労死を生むと思います

海外の方からの「日本ってダメなの?」という質問には、昔は良かったのかもねと答えるのが限界です。

これからの若い人が、意識的に物事を見ていくことも、同時に期待しています。

いつもお読みいただき、ありがとうございます。 書くだけでなく読みたいので、コメント欄で記事名入れてもらうと見に行きます。