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妖怪好きの私が驚いた北海道の化け猫事件(2匹)

二本足でスタスタ。日中堂々と街なかを闊歩する化け猫を、あなたはご存知だろうか?
ご存知の方もそうでないかたも、こちらの動画を確認してほしい。

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化け猫が出た

八百屋にコーヒーを納品し、バルーンアーティストとしての顔も持つこの化け猫。

こんなに鮮明な動画に、化け猫が収まるとは。
水木しげる先生や、鳥山石燕先生も驚くはずであろう。
いや、あのお二人なら、「おぉ出たね」くらいのリアクションなのだろうか?

しかも、子どもたちに自分のグッズを配ったり、絶妙に怖がられ泣かれている。

どうやらこの化け猫は、人間と猫のハーフ。
化け猫自身も自宅で猫を飼っているが、保護猫活動らしいので、好感度が高い。
おそらく化け猫の歴史の中でも、かなり人間が考える善に近い存在だろうと思われる。
しかし、自宅(アジト?巣?)で猫を匿っているのも、化け猫を増やすためなのだろうか?
保護猫側も違和感なく化け猫にダッコされているので、徳のある化け猫なのだろう。

私の愛読書、日本妖怪大全によれば、古猫が化ける要因は様々。
猫は3年で化けることもあれば、体重4キロ近く(一貫目)になると化けるなど諸説ある。
この化け猫は、4キロよりは体重がありそうだ。

ここで懸命な読者は、死体を盗む火車(かしゃ)を思い出した方も多いだろう。

葬式や墓場から死体を奪う妖怪とされ、伝承地は特定されておらず、全国に事例がある[1]。正体は猫の妖怪とされることが多く、年老いた猫がこの妖怪に変化するとも言われ、猫又が正体だともいう[1][3]。

火車(かしゃ)は、悪行を重ねた者の死体を奪うとあるが、どうやらそれではないようだ。

死体を奪うのと、コーヒーを納品しバルーンアートをこさえるというのが、広く知られた火車(かしゃ)の性質として一致しないからだ。

コロナ禍で奮闘する化け猫に今後も注目していきたい。

現場からは以上です。


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