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筋トレを嫌うアスリートが多すぎる
競技の練習は一生懸命やるが、ウエイトトレーニング等
身体づくりは熱心に取り組まない、選手が多いイメージがあります。
なぜ、ウエイトトレーニングは一生懸命やらないのでしょうか?
自分なりに考えてみました。
理由
・シンプルにきつい
・ウエイトトレーニングが、あまり競技に活かされないと考えているから
・筋肉で身体が重くなってしまい、パフォーマンスが下がってしまうから
・筋肉痛の状態で、練習を行うと練習の質が落ちるから
シンプルにきついに関しては、論外です。
ウエイトトレーニングが、あまり競技に活かされないと考えているから
ウエイトをしても、競技(スキル)はうまくならないのはその通りと
思いますが、身体能力を上げたいのであればウエイトトレーニングが必要なはずです。 筋肉量が多いほうが、出力が高いのでジャンプ力も上がるし、一歩目が早くなります。
筋肉量=エンジンと考えてもらうと分かりやすいかもしれません。
周りにウエイトトレーニングを一生懸命やって、その成果が競技に活かされている人がいないのも、ウエイトは意味がないと感じてしまう要因かもしれません。
筋肉で身体が重くなってしまい、パフォーマンスが下がってしまうから
筋肉で身体が重くなって、、、というのも良く聞きますが
筋肉量が増えたということは、出力は上がっている状態なので
動き出しや、ジャンプ力は上がっているはずです。
スタミナ面のデメリットを感じていると思うのですが、当然体重が重たいほうがスタミナの消費は激しいです。
急激に体重を増やしすぎたり、体重増加に合わせて走る量をコントロール出来ていないと、もちろん以前よりスタミナは無くなります。
筋肉痛の状態で、練習を行うと練習の質が落ちるから
もちろん、筋肉痛ない状態の方がプレイしやすいのは間違いないです。
しかし、フィジカルを強くすることも大切なはずです。
例えば、バスケで練習と筋トレを一生懸命している選手をAさん
練習のみ一生懸命やっている選手をBさんがいるとします。
練習の際はAさんBさん実力は、ほぼ同じですが
試合になるとAさんほうが活躍します。
なぜでしょうか?
Aさんは普段から筋トレしていて、練習中は100%のパフォーマンスは発揮出来ていませんでしたが、試合前には筋トレの量を減らしてピークを合わせていました。
試合の時にはBさんよりもAさんは、速く高く長く動けていました。
なぜなら、日頃から筋トレをして、筋肉の出力を高めていたので、試合の時に最高のパフォーマンスが出来ることが、出来ました。
Aさんは試合でパフォーマンスを発揮することを重視していました。
Bさんは練習でパフォーマンスを発揮することを重視していました。
この二人の身体能力は時が進むほど、差が大きくなっていくはずです
具体的に、どういったウエイトトレーニングを行えば競技に活かせるのでしょうか?
優先順位を考える
基本的には全身の筋肉が必要ですが、競技によって特に重要な筋肉があるので、優先順位をつける必要があります。
上腕二頭筋のトレーニングを一生懸命やっている選手を、よく見かけますがほとんどのスポーツで上腕二頭筋の優先順位はかなり低いです。
上腕二頭筋は肘の曲げ伸ばし、何かを肘から先の動きで引き寄せるときに使われます。 相手の事を引っ張ることはコンタクトスポーツ以外ではほとんどないし、反則になるケースが多いと思います。
ウエイトトレーニングを行っているが、競技に活かされない要因として、優先順位を間違えていることもよくあるケースです。
自分が行っているスポーツに必要な要素を考えて、優先順位を整理してメニューを作成する必要があります。
瞬発系のトレーニングも行う。
ウエイトトレーニングで獲得した、筋力はうまく使えるようにしなければ意味がありません。 クリーン(クイックリフト)やプライオメトリクスを
行うことで、上手く力を発揮することが出来るようになり、競技に活かすことが出来ます。
時期によってメニューを変える
ウエイトトレーニングで獲得した、能力を試合で活かせることが出来なければ意味がありません。
シーズン中はウエイトトレーニングの強度や頻度を少なくしなければ、疲労が残り、パフォーマンスに悪影響を及ぼします。
かといって全くやらないのも、せっかく養った能力が、失われてしまう可能性があります。
筋肥大期 筋力期 試合期などで分けて、試合の時に最大のパフォーマンスが発揮できるように、1年単位で逆算してメニューを作成する必要があります。
優先順位を考える。
時期によってメニューを変える。
のは選手本人が実践するにはかなり知識がないと難しいです。
ウエイトトレーニングを教えられるトレーナーが居ない状況が、アマチュアスポーツだと多いので筋トレの重要性を実感できないのだと思います。
今はラグビーチームしか指導していませんが、他のスポーツにもトレーニングの指導今後していきたいと思い、なぜウエイトトレーニングを行うと競技力向上に繋がるのか整理するために、記事を書きました。
1人でも多くの、選手に届けばと思います。
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