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開き直ったところで


あたたかい、あたたかい雪というものがあって、友達顔をして笑う時、君の言いたい事がわかる、わかるような気になってしまうから、この距離についてしまう名前の、不器用さに逃げた。
よく、開き直ります、気持ち良く、聞き覚えのある理由に、疑うよりも早く、私達は、朝が綺麗だと言えてしまう。朝焼けにランドセルが飛んで、私達は泣いているのに、沈黙する事は許されない、今日もなかったことにして、隠くされた朝と夜の隙間に、感動のクライマックスを、気持ち悪く詰めこむ。

何も怖くなかった頃の、真っ直ぐな余韻、はやく、息が白い間に消えたい。




好きと言われた、そんな感じ。