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crossroad0711
鏡
強い雨、の音の中、みる夢は楽しい、煩わしい湿気も美化され、嫌いになれない全てを忘れる。
君への不信を消そうとする行為が愛と呼ばれたり。
いつも頭が痛い、少し、震えて笑うだけ、教えてくれない、あなたの言葉にならない部分が、ただ穏やかに眠って欲しいから、おやすみに絵文字はつけないでおく。
細胞がスカスカで、昨日の事も入れられない、傷つけるために目を逸らす、あなたにうつる、網膜に私が焼きついている。
さようならを言ってみる、お互い背後に希望、うっすらと、期待しては振り返る、一生分の惨めさが欲しい、とおく、繰り返す。
全身鏡の中、歩いていく、また会った時も今日みたいに、君みたいに、黙っていられるように。
好きと言われた、そんな感じ。