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あかくら で乾杯。 ~ day 464 (2020.10.18)

「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを記事にしてます。
464日目。
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大正時代から、岩手・一関で日本酒を造っている ” 世嬉の一酒造 ” が、1995年に立ち上げたのが ” いわて蔵ビール ” 。日本のクラフトブルワリーの中では、最古参のひとつです。

東北の被災からの復興のため、販路を拡大できるように輸送と保管がよりカンタンな缶ビールの製造を新しくスタートします。そのブランディングのパートナーとなったのが、世界中の一流企業をクライアントに抱えるデザイン集団 ” nendo ” 。

ちょうど、代表の 佐藤オオキ 氏 を取り上げた NHK の プロフェッショナル で そのことに触れられて、当時ちょっと話題になったので、ご存知の方もいらっしゃるかと。

世界的に著名なデザインプロデューサーと、クラフトブルワーの組み合わせは、いまでもちょっと異質ではあります。

その3種類の缶ビールから、この日は 「 あかくら(赤蔵)」。
スタイルは、レッドエール。

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濃褐色。カラメル感しっかりで、ほんのりと甘すっぱい風味。苦みはそれほど感じず、見た目よりかなりすっきりした呑み口のビール。
香ばしい焼き魚に合うんじゃないかな?とか。

実は一度、” nendo ” には仕事を手伝っていただいたことがあります。
その時に所属していた会社のいくつかあるブランドのうちのひとつが、新しく直営店を立ち上げたいということで、店舗開発を担当していたワタシのところに相談がありました。

ファッション性の高いブランドだったので、これまでとはちょっと違ったことをやりたいということもあり、また場所も青山の一等地。
知り合いのデザイナーに相談したところ、若手の筆頭ということで紹介をしていただいたのが " nendo " 。

当時はまだ10名足らずのスタッフが所属する小さな所帯でしたが、代表の 佐藤オオキ 氏 はもちろん担当のスタッフも、かなり前のめりに取り組んでくださって、なかなかユニークなコンセプトのストアになりました。

このブランド、一時は サッカー女子日本代表の公式スーツ も担当させていただくなど、いろいろとがんばったのですが、残念ながらクローズ…

一方、その後の ” nendo ” の活躍は言うまでもありませんが、更なるご活躍をお祈りしております。

ごちそうさま。


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