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bread で乾杯。 ~ day 627 (2021.03.30)

「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを文章にしてます。
627日目。
これまでのログは → こちら

阪急百貨店 の B2 にある、ワールドクラフトビールバー で見つけたビール。
その名も「 bread 」。傍らのPOPに『 パンのみみをビールにしている 』というようなことが書かれていて、そこに惹かれました。

このビールは、AJB Co.( Anglo Japanese Brewing Company )製。
2014年1月に長野県野沢温泉村の中心『大湯』の前に、” 里武士(リブシ) ” というタップルームを併設するブルーパブとして開業したブルワリー。

創業者の トーマス・リブシー(里武士!) は、荘厳な大自然と村の人々の暖かさに惚れ込んで、この地を選んだのだそうです。

2017年には、同じ野沢温泉にあるかつての保育園を改装して、醸造規模を拡大。いまに至ります。

いろいろとユニークなビールに取り組んでいるということで、気にはなっていたのですが、これまではご縁がなく今回が初体験。

この、「 bread 」に使われているのは、bricolage bread& Co. の看板商品のライ麦カンパニュー ” ブリコラージュブレッド ” 。

オープンサンドを作る時に、どうしても出てしまうパンのみみを使って、何か新しいものをつくれないかという”アップサイクル”プロジェクトがその原点。ビール は、その原材料から ” 液体のパン ” と例えられることがありますが、まさにそれ。

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すこし赤みのある落ち着いたゴールドカラー。独特の風味は、ライ麦に加えて、使われている スペルト小麦 から?香ばしさと、甘さと、酸味と、そしてうまみ。なんとなく出汁を感じます。

スペルト小麦 は、この前日に呑んだ タルマーリー の ” Rebel Seed Ale ” にも使われている原材料。なんとなく、仕上がりが似ているかも?

おしゅうございます。これ、好きなやつ。もう少し買っておくんだった…

このビールの売上の 1% は、フードロスをテーマに活動する 530week の活動費用にあてられているそうです。

徹底してます。

ごちそうさま。


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