春の気まぐれ で乾杯。 ~ day 342 (20200618)
「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを文章にしてます。
342日目。
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京都醸造の「 春の気まぐれ 」。
この日に、醸造所で買ってきたビールのひとつです。
京都醸造が、毎年の春に醸造するペールエールが、「 春の気まぐれ 」。
シェフの気まぐれ○○、のようなニュアンスで、その年々のオリジナルレシピで、ペールエールに取り組んでいます。
今年のテーマは、クラシックなホップの特徴を、新しい醸造の技術で活かす、という試み。
今年の春の気まぐれはまるで老犬に新しいことを躾けるような試みでした。
それはどういうことかというと、クラフトビール史に長らく君臨する王道のアメリカンCホップ(Cascade、Centennial、Chinook)で、NEIPAの醸造から得た技術を応用したクラシックペールエールをつくってみよう!というものです。
” NEIPA ”というのは、ニューイングランド(New England) IPA のこと。フレッシュなホップのジューシーさを引き出すことを意識して造られる IPA 。ここ数年で一気に広まっている、いま人気のスタイル。
その技術を応用して、” C ”で始まる王道のアメリカンホップの個性を引き出す、ということですね。(解説になってる?)
オーソドックスなペールエールらしい、褐色の色合い。
スムースな口当たり。モルト感や苦みは控えめ。柑橘や花のようなホップの風味が、しっかりと感じられます。ただ、おいしい。
さて、このラベル。もともとは、グラウラという量り売りの容器で販売する時に、液種を表示するのに使っていた、” ネックタグ ”というもの。
このような情勢のもと、仕込んでいたいろいろな液種を、急遽ボトルでも販売をすることになります。
が、専用のラベルを作っている時間がない。そんな時、スタッフからこのネックタグを流用しようという提案があったそうです。
ビールの名前は、ひとつひとつスタンプされてます。
結果、いい感じのラベルになってます。ないす。
同じ時に買った京都醸造のビールは、まだいくつかありますので、おいおいいただいていきます。
ごちそうさま。
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