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京都醸造の 新天地 で乾杯。 ~ day 331 (20200607)

「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを文章にしてます。
331日目。
これまでのログは → こちら

京都醸造 は、2015年に醸造を始めた、比較的新しいブルワリーです。

ベンとクリスとポールという、日本で知り合った3人の外国人が、ひょんなことから京都でビール造りをすることになったという、そのあたりの話はこちらに。↓

京都駅から南西の方向に、2kmほど行ったところに醸造所があって、週末限定でタップルームが開設されます。いまは営業時間を短縮して、かつ持ち帰りのみとなってます。

天気もよかったので、30分ほど歩いて行ってみました。
陽射しは強かったのですが、風が吹いていて、気持ちのよいおさんぽになりました。

ちょうどオープンしたころに到着。いくつかボトルでビールを買わせていただきました。

そのうちから、「 新天地 」というビールを、普段から持ち歩いてる栓抜きで開けます。

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すっきりしていて、かつモルトのコクが感じられる、おいしいラガー。
この日のような、快晴の気持ちのよい日に、屋外で呑むにはもってこい。

ただボトルから直だと、色が分からないのと、香りが立たないので、今度はちゃんとグラスで呑みたいと思います。

ラガービール という、ビールで一番ポピュラーなスタイルに「 新天地 」という名前をつけるって、おもしろいな、と思ったのですが、京都醸造さんのサイトの商品説明のところに、その理由が詳しく書かれてます。

シャープなキレと研ぎ澄まされてごまかしの効かない味わいが特徴のラガーの存在は意識はしつつも長らくKBCにとっては未踏の地でした。しかし最近アメリカで口にしたイタリアンピルスとの出会いが契機となり、いよいよラガーという新しい領域に足を踏み入れることにしました。視界良好!いざ新天地へ、出発!

実は、京都醸造 としては、ラガー は「 絶対に作らない 」と決めていたそうです。このスタイルに、何か新しいものやユニークなものをもたらすチャンスが少ないからと考えていた、と。それは、ほかの多くのクラフトブルワリーも同じような考え。

ところが、温故知新、ということでしょうか?アメリカのクラフトブルワリーに、伝統的なホップを使ったラガー造りが広まって、その流れから、いま改めてシンプルなラガーのスタイルが見直されています。

そういう新しい世代のラガーに触れることで、京都に根ざしたラガーを造ってみたいと思ったそうです。

そういえば、この「 MONKEY FIST 」も、同じ流れにあるのかな?と。

これから、クラフトブルワリーが造る"ラガー"に、注目です。

ごちそうさま。



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