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月経とお金の話

布ナプキンって、知ってますか?

わたしの布ナプキンとの出会いは、5年前くらいかな?

服部みれいさんの本と出会って、そこに載っていた市販のナプキンの中身と、「経皮吸収」の話に衝撃を受けた。

小学5年生くらいに、体育館に女子だけ集められて、先生から月経のお話があって、その後に全員に配られた、紙ナプキンのトライアルセット。
厚めが一枚、薄めが一枚入っていた気がする。

それをその年頃になるともらう、というのは、姉がいたからか知っていて、そして大人の仲間入りをしたようで少し嬉しかった記憶がある。

だけど。

その紙ナプキンが何から出来ていて、経皮吸収という身体の仕組みがあって、長年使っているとどうなるか、
なんて小学校の先生、養護教諭の先生は教えてくれなかったな。

そしてきっと、彼らも、そして親たちも、知らなかっただろう。

紙ナプキンのCMが当たり前のようにテレビで流れる一方、

子宮頚がんの検診を受けましょう!というポスターが貼られる、

なんともちぐはぐで、カオスな世界。

本当のことは、親も、学校の先生も、病院の先生も、教えてはくれない。

決して彼らを責めている訳ではないけれど、

知りたいことは、自分で調べて、そして何を信じるかは、自分で責任を持って決めないといけないな、と思った。

世間の常識や噂などを鵜呑みにしていては、本当のことは知ることが出来ないなって。


さて、話がだいぶそれたけど、、

初めての布ナプキンは、しばらく迷ったのちに、マーマーなブックスアンドソックスで売っていた「メイド・イン・アース」の「布ナプキン初めてセット」みたいなものを買ってみた。

でもちょっとそれは使い方がわからなくて、洗い方も難しく、

次に買ったのは、一見ただの布巾にも見える、「スナフ」。

この「スナフ」が、割とズボラなわたしにはぴったり!

大、中、小の正方形の薄手の布で、折りたたんでショーツにあてる。

中にティッシュペーパーを丸めたものを詰めたら、それが吸収材となって、布自身はあまり汚れない。

一面が汚れたら、中を表に出して綺麗な面をあてる。

大サイズは月経1〜2日目、
3〜5日目は中と小を使う。

ちょっとまた今度、詳しくスナフの使い方や、その素晴らしさは書くとして、、


「女性とナプキンのお金」について、私の体験談をシェアします。

紙ナプキン購入代、人生の半分払い続けたら、いったいいくらになるんだろう?

これは、とても大きいと思う!

スナフを買う前にも、たくさん計算しました!

わたしの場合。


わたしは5年前まで、ひと月(月経一回)に使う紙ナプキンの量として、

1日目
多い日昼用3枚
夜用1枚

2日目
多い日昼用3枚
夜用2枚

3日目
昼用3枚
夜用1枚

4日目
昼用3枚

5日目
昼用2枚

6日目
昼用1枚

くらいな感じで使ってたかなあ、、
ちょっともう思い出せない笑

でも、普通の日用、多い日昼用、夜用(29センチくらいのやつ)の三つを使い分けてた。

それだけでも、月経一回のトータル、

普通の日用9枚
多い日昼用6枚
夜用4枚

普通の日用は、28個で¥300
多い日昼用は、22個で¥300
夜用は、10個で¥300

くらいだったはず。
メーカーや買うドラッグストアにもよると思うけれど。

つまりは一回その3セットを買うと、3ヶ月は持つ。

1年分と考えると、3ヶ月×4回で、¥3600


一方。

スナフは、
3枚セットで¥1238(税込¥1362)

使う枚数としては、

1日目、中か大を2枚
2日目、大2枚、中1枚
3日目、中2枚
4日目、中1枚、小1枚
5日目、小1枚

これを洗濯して回していくので、わたしは二セット購入した。
スナフは薄いので、すぐに乾いてくれるから、2セットでなんとかなっている。

紙ナプキンは、使い捨て。永遠に買い続けなければならない。

布ナプキンは、割と持つ。
ちなみに5年前に購入したスナフは、今もまだまだ現役。
ゴシゴシ洗ってるけど、全然よれてない。

つまり、過去5年で、布ナプキンに使ったお金は、¥2724のみ。


もうこれだけで、お金がだいぶ浮いていることがわかる。

今回新しい試みで「たけの精」という洗剤も買ってみたけど、基本的に洗濯は他のものと同じ洗剤を使っているので、そこにかけるお金はない。

臭い生ゴミを出さなくていいし、ドラッグストアでレジが男性しかいなかった時の、あの気まずい思いもしなくていい。


とても、ストレスフリー。


ナプキンの形をした布ナプキンが、割と広まってきているけれど、わたしはきっとずっと、スナフ派だな笑

とても洗いやすいし、扱いやすい。

「これ!ナプキンです!」って形してないから、「少し汚れた布ぺらです」っていうノリで外に隠しもせずに干せるのがイイ。笑

そして何より、布ナプキンにしてから、身体が良い方へ改善した。

大学生時代、生理痛が酷すぎて、痛みで呼吸が出来なくなり、さらには冷や汗をかきすぎて脱水症状を起こし、救急車を呼んだことが嘘のように、

鎮痛剤を飲まずに過ごせる時もある。

それはまた、今度の機会に。

布ナプキンはお金も浮くけど、身体もより良くなる、というのが、わたしの感想です。

以上、わたしのナプキンとお金のお話でした。


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