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私がエンジニアになりたい理由。

こんにちは。

先日、友人になんでそんなに一生懸命勉強してるの?なんでそこまでしてWebエンジニアになりたいと思ったの?みたいな質問を受けて

就職用の回答というより自身のポエムとしてまとめておきたいな〜と思ったので書いておきます。

なので、今から書くのはポエムです。
現実的なアドバイスや就活の手助けにはならないと思いますのでご注意ください。


過去を追ってみる

もともとエンジニアを目指す前は私は俳優をしていました。

そういえばなぜ女優ではなく俳優と名乗るのか聞かれることも多いのですが、そのこだわりは看護婦さんと看護師さんの呼ばれ方の違いと感覚は同じですね〜と回答することにしています。
女優さんって呼ばれても嬉しいですけどね。

俳優というのは精神ストレスを伴う職業ですし、その割に合わずお金にならない職業です。いろんな心の変化があり職業としての俳優を目指すことはやめました。

なぜ俳優になることを手放したのかはこちらの俳優用noteにまとめているのでご興味あればそちらを。

そこで俳優と同じくらい夢中になれるお仕事にしたいと考えた時、WEBの関係の仕事がしたいと思ったんです。

そのきっかけを話すにはWEB技術のお話になってくるのですが。

WEB技術が好きだったんです、
常に近くにあってずっと進化し続けるこの技術が。

WEBがそばにあるのが当たり前になっていったのは私たちの、世代からだったかもしれない。売れっ子YouTuberに同い年が異常に多いのはこの因果だと個人的に思っています。


小学校の頃は、
友達と集まってはおもしろフラッシュの寄せ集めサイトをみんなで見て、たまに紛れているホラー映像に本気でビビったりしながら、パソコンと親しくなった。

中学生になってから、
妹である特権、お姉ちゃんは持ってるじゃん大作戦を駆使して、満を持して携帯を手に入れた。
自分用のブログを持ち、可愛いホームページをカスタマイズして作成してみたり。前略プロフィールで自分をアピールしたり、リアルタイムという2個目のブログにTwitterのもどきを作成して毎日の動向を友達同士で発信してみたり。

そのうちその全てがまとまったようなmixiというサイトができて、友達の紹介文を書いたり、好きな人のページにあしあとが残らないように友達の携帯を借りて見に行ったりしていて。

わたしの青春の真ん中にWEB技術がありました。

2ちゃんねるの最盛期もあった。追随するようにチェーンメールなるものやIT関連の詐欺が増え始め。ネットの情報は当てにならないと、莫大な情報の取捨選択が必要になっていった。音楽を聞いたり、試しにダウンロードしたりすると謎の大金の架空請求。
もはや騙すか騙されるかみたいな気持ちで携帯を使っていたのに。でも、それでも、好きだった。

諸刃の剣だった私だけのちいさい機械。
いい感じに書きましたけどあの小さい装置によって、私の中学時代はボロボロにもなりました。

仲の良かった友人たちは、携帯で私を除いてやりとりをし、ある日学校に行ったら誰も口を聞いてくれない世界線になっていた。あれ?と思ったところで手遅れで、もうそこからは何をしようとずっと(精神的に)一人だった。
一緒に作ったホームページは古代遺跡となり、友達のリアルタイムの投稿には私の悪口が溢れた。(実は、そんな彼女らと数年後仲直りのきっかけになったのもこの古代遺跡のホームページだから不思議)


携帯が一つ普及したことで、
世界が変わったことを身を以て体感してきました。

学校にも行かなくなった私は、怒る母をシカトして部屋に引きこもっては携帯で同じ映画、舞台やドラマアニメ演劇好きのあったこともない遠くに実害のない友人を作って、毎日のようにやりとりをしていた。
そんな中わたしは生きるエネルギーを与えてくれた俳優という職業に光を見出していきました。

今に至るまでに経てきた絶望も、夢も希望もWEBがなかったらあり得なかったことばかり。


WEBを仕事にしたくなった

だからこそWEBに関わる仕事がしたかった。

元々中学生の頃からホームページとかいじるのが大好きだったので、とにかくHTMLとCSSを書きたいと思い立ち、学校を探しました。
でもSNSとか現代の複雑なものを作るためにはそれだけじゃできないんだって知ってプログラミングを学び出しました。
その時、学んだ先の無限の可能性を感じるようになりました。

WEBサービスが作りたい。といってもアプリやソフトウェアが作りたくないわけではない。
WEBにのせてお客さんに素敵なものを提供したい。
拘っているのはそれだけで。

WEBと言う技術を使いたい。使って世界に発信したい。

きっとそうしたら私一人じゃ届かない誰かに届くはずだから。


俳優として実現したかったことは、
私に関わる人みんなに自分の近くじゃ知れないような、気づけないような。他の世界をみせること。


日本以外にはこの日常の当たり前がなくて明日を絶望して泣いている人がいる。
自分と全然違う素敵でなんでも持っていてずるいと思うような人も、実は心がからっぽで今すぐにでも死にたいって思っていることもある。
国を束ねる人でも自分と同じようなちっぽけなことで悩んだりする。


こういうことを演劇や映画を見て知ると言葉で聞くより受け入れられるというか。
でも演劇や映画って見せられる人に限界があるし、興味のない人には受け取ってすらもらえない。


こういう事実に向き合えるのはWebだなって思ってるんです。
全世界の人が一瞬で繋がれる。
誰かの言葉を一瞬にして地球の裏側の誰かが受け取れる。

そんな技術に何か思いを乗せてサービスとして発信したら、誰かの世界を広げることができるかもしれない。

ただ残念ながら、私そういうサービスを思いつけるほど奇抜な考え方ができないんですよね。
だからこそ俳優の時もそんな秀でたアイディアを持つ演出家や監督に演技という技術で応援したいという気持ちがあって、
今回は秀でたアイディアを持つ企業にITという技術でお手伝いができるようになりたい。

それが今の原動力かもしれません。


終わりに

技術が大好きなのは事実ですが、私は何かを作ること、にとても興味があるんだなぁと言葉にしてから思いました。

アウトプットを教えてもらったのもフィヨルドブートキャンプに入ったおかげなので、この気持ちを枯らさずに卒業目指して日々邁進したいと思います。

こんな長文にお付き合いいただきありがとうございました!

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