似合う眼鏡の選び方/眼鏡は「印象のチョイ足し」を狙って選ぶ
眼鏡の選び方記事をたくさんの方に見ていただいて嬉しいので、調子に乗って眼鏡オタクとしての知見について語っていこうかと思います。
補足記事の「顔に対して相反する要素を持つ眼鏡は収まりが良くなりやすい」という部分への更なる補足になります。
概念的な部分が多いので、インターネット読み物くらいの気分で読んでいただければ幸いです。
顔のド真ん中に乗せる眼鏡は、掛ける人の印象に対して少なからず影響を及ぼします。
その際、裸眼の状態で元々持っている印象と、眼鏡自体の持つ印象を相反させるとハマりやすいよ、という話です。
それが何故かというと。
大抵の場合、眼鏡の印象はその人の元々持っている印象を消しません。
掛けている人に眼鏡の持っている印象が「チョイ足し」されます。
裏返して言えば、元々の印象と同じような雰囲気の眼鏡を掛けると“やりすぎ”になることが多いということです(もちろん例外もあります)。
具体的な例えとしては
・優しい印象の人が、柔らかい印象の眼鏡を掛ける→弱い人、トロい人と見られてしまう
・キリッとした印象の人が、シャープな印象の眼鏡を掛ける→キツい人、厳しい人と見られてしまう
・薄い顔の人が、細く華奢な眼鏡を掛ける→顔の印象がぼんやりする
・濃い顔の人が、ゴツくて重い眼鏡を掛ける→くどい
ようなことになります。誇張している部分もありますが……
繰り返し述べますが、例外はたくさんあります。あくまでも傾向の問題です。
一方で、その人の印象と相反する眼鏡を掛けるとこんな感じに見えます。
・優しい印象の人が、シャープな印象の眼鏡を掛ける→優しげだが、意志は強い人に見える
・キリッとした印象の人が、柔らかい印象の眼鏡を掛ける→賢くて優しそうな人に見える
また、スタイルとしてのバランスの取り方として以下のような合わせ方もあります。
・シンプルな服装の時に華やかな眼鏡を掛ける→地味さを打ち消せる
・装飾の多い服装の時にシンプルな眼鏡を掛ける→派手さを打ち消せる
どれもあくまで例えですが、概ねこんな感じで、眼鏡以外の印象に対して相反する眼鏡を選ぶと合わせやすいです。
褒められる眼鏡を探したい時にも使えるテクニックです。
例外もたくさんあるので(3度目)、参考程度にしてもらえればと思います。
また、眼鏡の良いところであり扱いにくいところでもあるのですが、掛けた眼鏡の持っている印象は掛けている人の実態を無視して発動します。
どんなに内心が弱気であっても、掛けた眼鏡が強い印象を持っていれば、視線には強さが付与されます。
どんなに鬱屈とした気分でいても、掛けた眼鏡が明るい印象を持っていれば、ひどく落ち込んでいるようには見えません。
主張を通したい時は強気な眼鏡を掛け、悩みを聞いてほしい時はシンプルな眼鏡を掛けるというような使い方もできます。
曖昧な言葉が多くなってしまったので分かりにくいかもしれませんが、試着する分にはお金もかかりません。
これもインターネット与太だと思って試してみてください。
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