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【大人の遠足】心身を委ねる沖縄⑤ ネコと蝶々の神の島で約束

どうも、みことのは です。
沖縄旅行2日目の午後。前回の斎場御嶽から車で5分弱。
安座真港(あざまこう)へ。

大雨をできるだけ避けて、可能なら行きたい!
今回の目的地、呼ばれた者しかたどり着けない神の島、【久高島】(くだかじま)に向かいます。

琉球 開闢(かいびゃく)の祖、アマミキヨ神が最初に降り立った島。

ゆいレール旭橋駅から車で約1時間。
ちなみに港にはバスでも行けるそうですし、那覇からの送迎もあるツアーなんてのもやっているみたいですね。


こちらが安座真港。
券売所の周りにはネコがいっぱい^^

運行しているのは、広島宮島と同じく2便を交互に。
今回はフェリーと高速船。おそるおそる尋ねると・・・、雨もやみ波も問題ないそうで、奇跡的に運行していました!!!

感謝!感謝!


我々はこの高速船【ニューくだかⅢ】に乗って、往復1460円。
スピードも早く波に揺れるため 酔うかなぁと心配だったのですが、そんな事もなく、船内のテレビでNHKの連続テレビ小説を観ているうちに、ちょうど15分で到着。


徳仁港に着き、まずは徳仁川拝所にてご挨拶。
自分がどこの誰でどこから来たのか。

そして約束。

・島の自然のものを何一つ持って帰らないこと
・ゴミは持って帰ること
・入ってはいけない場所に入らないこと
・もちろん、住んでいる方々の邪魔をしないこと

この他にも島のルールはあります


いままでいろんな所へ旅行に行ってきましたが、今回の旅行で【その土地に入らせて頂く】気持ちと【その土地を荒らさずリスペクトする】気持ちが深く深く芽生えました。

ご挨拶の後、レンタサイクル屋さんで自転車を借りて島を回ります。
時間によって料金も違いますし、トゥクトゥクや電動自転車、ガイドツアーもあります。

我々夫婦は、動画とGoogleマップで予習してきましたので、ママチャリ借りて2時間程度で1周予定。

それにしても、ネコが多い^^
信号もなくネコも道のど真ん中で寝ていますので、譲る精神と安全運転で行きましょうw


最初は【メーギ浜】。
港から時計回りに北上するとあります。

誰もいない自然。晴れていたら・・・は言わないことに。
次回の楽しみに^^


続いては、イザイガー。
禊(みそぎ)を行うための井戸です。

その途中まで下りていけます。


小さな集落と自然だけの島ですが、ちょっとだけ看板も。


イザイガーの近くにあるのが、同じ井戸でも比較的新しいミガー。


同じ様に見えますが、禊を行っていたというヤグルガー。
石段こそありますが、他には何も手を加えていない自然。海。

ずっとため息が出っ放しでした。


ちょっと振り向いたり横を向いたら、こんな景色が。
人間が立ち入れないようにするだけで、これだけの自然を保てるとは。

本当に自然に感謝しなければ。


それに、久高島は蝶々が本当に多くて、まるでそれは楽園のようでした。
自転車で巡る久高島散歩にも蝶々が付いてきてくれたりしますので、こういうのを別世界と言うのでしょうね。


3つの井戸を回ったら、さらに北上。
こういう道をひたすら真っ直ぐ自転車で次の目的地へ。

これだけでも癒やされますよ^^


探し当てた?のは、フボー御嶽(うたき)。
看板こそありますが・・・、


なんとこの場所、Googleマップに載っていません。
スクショを撮りましたので、ココ(青い丸印)を目指して下さい。

向かわれる方は自然の一本道とはいえ 何の違い目印もない道ですから、どうか迷わずに。


フボー御嶽は久高島の聖域。
神々が降りてこられた7つのうちの1つだそうです。

男子禁制だそうですし、そもそもこの写真の手前にロープが張られていて、中には入れません。ここからお祈りを。そして感謝を。



そしてロマンスロードの起点、東屋で休憩しながら海を眺めます。
雨が降っていないだけ奇跡ですが、吸い込まれそうな広大さに少し怖さも覚えますね(汗)


ココから目指すは最北端。
アマミキヨ神が降り立った その場所へ。

島の中央を真っ直ぐ進みます。


自転車はココまで。
この先に海岸が。


その名も【ハビャーン】
アマミキヨ神が降り立った場所。
眺めるだけじゃなく、周りを散策もできます。


時間も限られていて、到着後に小雨が降り始めたので、10分くらいの滞在でしたが、ずっといられる場所です。

また来ます。きっと!
そう約束して、時計回りに東側の浜に沿って戻ります。


途中、とても大きなガジュマルのもとへ。
自然は本当にすごいですね。感謝とともに祈ります。


帰りの船の時間もあるので、今回 集落には寄らずに東側の浜にだけ立ち寄りました。画像のお花はとてもキレイです。

ただ、ここには載せていませんが、【ゴミ】がたくさん落ちていました。


もちろん、量としてはそれ程ではありませんでしたが、それでも。
本当に残念でしたし、呆れました。悲しくなりました。

神の島と呼ばれる場所にまで来て、ゴミをポイ捨てして帰るなんて、神経と意識がバグっているとしか思えない愚行。

神の島でなくとも です。
訪れた街でゴミを捨てる?道端に?自然の中にゴミを放る?
馬鹿なの?どんな神経なの?

自分が住んでいる街や家の近所でそんな事されたら誰だって嫌でしょう。
ましてや、テンション上がった旅行客がヘラヘラしながら。
最悪です。

今回、神の島に立ち入らせて頂くと共に【今後、自分にも何かできないだろうか】と考えるようになりました。それが久高島であっても他の地域であっても。

少し話が熱くなりましたが(汗)、そんな想いを持ち帰りました。
次回から旅行時にはビニール袋を持っていき、ゴミを拾って帰ろうと思います。

何もしない人に偽善だと言われようが構いません。
自分自身が【そうしたい】と思ったから。
それで世界が大きく変わらなくとも。

また来ますという約束と、自分への約束。
妻に久高島を教えてもらって、訪れることができて良かった。

久高島に感謝。妻にも感謝。
いろんな感謝^^

次回は、沖縄本島に戻って2泊めのホカンスをご紹介。
奮発しました!

では、また。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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