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一週間沖縄を歩いてわかったこと 2.

一人旅で那覇空港を目指す旅2日目。

今帰仁は北部の先端に位置する村(「y」の字の左側!)
で高校の修学旅行でのホームステイで訪れていた。

羊の鳴き声や風でなびくサトウキビを横目にまずは海へ向かう。

「っしゃ。まずはビーチだ」

ホームステイ中、いちかのおじいちゃんに連れて行ってもらった地元民しか知らないビーチ。知る人ぞ知るだけあって、記憶を辿っても1時間迷った。

海。この海だ。潮の香りと波の音。

途中で買った今帰仁のおばぁ手作り弁当を食べながら沖縄の海を感じる。
1回目は季節で、2回目は水着がなくて飛び込めなかった崖も、今回は満足。

夏真っ盛りなのにも関わらず、魚やなまこたちが少ないのを除いて。

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遊んでいたら14時を回っていた。今帰仁の海を後にし、11キロ先の本部町へ向かう。それにしてもさすが沖縄の海、暑いったらない。僕は7キロのリュックを背負い、町へ向かう。

歩いている途中で具志堅用高親戚っていう方に声をかけられた。
方言がキツ過ぎて3割程度しか聞こえなかったものの、お茶を3本もいただき沖縄を改めて「沖縄にきたんだ」ってことをかみしめる。

美ら海を勧められたけど、僕は帰らなきゃいけない。山の上にあるカフェに行った後、本部町へ。

なつかしいなーなんて思って港沿いの町を歩いていたら日が沈み始めた。本部町にあったゲストハウスは満席or料金が高い。2日目で16580円、他の日を考えると最初で飛ばしすぎるとまずい。

そんなことを考えながら歩いているうちに景色は町から道に変わっていった。
やばい。「北部はハブもマングースもでるよ〜」といういちかの声を思い出す。

しかし今更8キロ以上戻るわけにもいかず、みつけた公園で寝ることにした。
いざと言う時の寝袋を持ってきててよかった。

公園にあるゴジラ岩という岩が観光スポットになっており、日が沈んでからしばらくは人がいた。なんだか恥ずかしくて寝袋を敷くことができず、フラフラしたり貝殻を拾ったりしてた。





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