一週間沖縄を歩いてわかったこと 4.
インスタの更新に対してコメントが付く。スパムじゃなくて、沖縄に関するコメント。なんだか嬉しい。
沖縄でしか売ってないパンを貪りながら今日はいよいよ
いちかのいるうるま市へ。
まずは14キロ。昨日はなんだかんだ40キロ歩いていたのでそれと比べたら屁でもない距離だった。がっつり寝たし、朝ごはんも食べたし。
睡眠と食事の大切さはここで感じた。
本当にうるままではすぐだった。
「そういえば残金8000円だけど大丈夫かな。」
常に飲み物を飲んでないと熱中症になるので飲み物代が意外に財布を苦しめてた。
昼過ぎ。ボランティアが終わったいちかと1年ぶりに再会した。
髪色がピンクになったこと意外全く変わらない。
ハイテンション&ウチナートークが心地よかったのか、久々に人と話したからなのか疲れてたからなのか、すごくリラックスしてしまっていた。
最近行くバーで後輩の相手してる話、人に皮肉を言うテクニックを聞いて相変わらずいちか節に圧倒される。こっちはこっちで一人旅を話してドン引かれる。
「かーいーは何したいのさー」
「特にないんだよなぁ」
「なんでし。」
グスク行ったりタコス食べたり、ぜんざい食べてたらあっという間にいちかのバイトの時間がきてしまった。早い。
隣町まで乗せてってもらい、いちかと別れた。
いちかと会ってしばらく受け身だった旅行から再び旅に戻る。
コザって町。アメリカ音楽やラジオが流れるこの町に今日は泊まることに決めた。
大好きになったスーパーかねひでで飲み物を買う。
安いゲストハウスがなかったので、ネットカフェに泊まろう。
「あと1時間待てば結構安くなる!」
道で待つことにした。
ぼーっとして数分後。おっちゃんに声かけられた。
その数十分後。僕はおっちゃんとスナックにいき、ママと話していた。
何を話したかはあまり覚えていない。沖縄のお酒泡盛とストロングレモンを飲んだ僕はニヤニヤしていたし、おっちゃんは禁煙していたはずなのにもう5本目をすっていた。
深夜まで飲んだ後、おっちゃんは自分の経営する柔道場に泊めてくれた。
柔道場で寝るのは人生初。
多分大学生活で知らん柔道場で寝た人ってあんまいないと思う。
しかも学校の体育の時よく見た大きいマットで。
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