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オカルト好きなので

最近どーも何か足りない。というか足りてない。
栄養は?足りすぎてるわ!やせろ!
読書は?たりすぎてるわ!部屋の隅のタワーを見ろ!早く読め!
映画は?んー足りてるっちゃ足りてるな。次々観たくなっちゃうけどな。
オカルトは?んー触れてはいるけど、足りてないかな?
って事で(この前置き必要?)今日はオカルトついて?書こう。

これ不謹慎に当たるかな?と思ってあまりお話ししてなかった事なんですけど、
母親が去年亡くなって、最近ふと思い出した事なんですけど、
都市伝説みたいなのに「亡くなる前兆現象として自分の手のひらを裏表としげしげと見る」ってヤツあるじゃないですか?
実はあれ母親も結構やっていたんですよ。
アルツハイマー認知症を患っていた母、配線がつながったりはなれたりする事多くたまにボケっとする事も間々あって、楽しく話してちょっと離れた時、母親はボケっとしてた。用事を済ませて戻ろうとして何気に母親を見ると繁々と自分の手のひらを裏表しながら見てるんです。
「何してるの?」と尋ねると「ん?何?何かしてた?」
「手のひらに、何かあるの?裏表ひっくり返して見てたよ」
「そんな事してないよ」
そんな感じの会話でさして気にも止めてなかった。
で、後になってその噂を知って「まさかね」と思っていた。
ある日、母親がまたやっていた。
まさかと思いながらその手を掴んで「やめなよ、それあまり良くない噂聞くから」と行為を止めた。
「私もう83歳になったんでしょ?もう生き過ぎたよ。早くあっちに行きたいなあ」と突然そんな事言うもんだから
「そんな哀しい事言わないでよ。俺とお店やるんでしよ?」と言うと「あっそうだね、まだまだ頑張ろう!」と力無く笑った。

そんな事を思い出した。
あの噂ってマジで冗談ではないのかも?母親はもしかしたら自分の死期をわかっていたのかも?とふと最近は思っている。

此処にも書いたかも知れないけど、兄も母親が亡くなる前日の夜、寝苦しくて夜中ちょうど深夜2時くらいに急に目が覚めたそう。
そして母親が気になり寝床を覗くと黒い人影が母親の枕元に立ち尽くしていたそう。
「わっ」と声が出そうになったそうだが声を殺して近づこうとした。
でも記憶はそこまででいつの間にか眠っていたそう。
だから夢かも知れない。けどやけにリアルだったそうだ。

今だに母親がデイケアで作った手作りの風鈴が一つだけ風もないのに揺れてる事はある。並べて飾ってあるから他のが揺れないのが不思議。

昔から不思議なものが好きだった。
あまりにも現実が酷く辛いものだったからかも知れない。
弱い子供で引っ込み事案、いっつも母親の後ろをくっついて歩くような子供。
それだからか、良くいじめられたし、父親からはゴミでも見るような目をされて疎まがられた。
だから現実逃避だったのかも知れない。
世の中には解明出来ない謎があり不思議な世界は確かにある。
その文言に酷く憧れた。ロマンを感じた。
「僕はきっとこの世界の人間じゃなくてUFOか何かが迎えに来てどっかの星に行って幸せに暮らせる」と半ば本気で信じてた。
でも得体の知れないものにとてつもなく恐怖も感じてた。
例えば着ぐるみのキャラクターがいたとして、怖くてその通りを行けない。みたいな。
極端に怖がりで極端にオカルト好きという不思議な子供だった。
でもそれを嫌いになる事は決してなくて大きくなるにつれその本質を捉え始めるとより好きになり苦手だったホラー映画すら好んで観る様になる。
それが今も終わりなく続いている。


歳をとって色々経験すると不思議な事は決して不思議なことではないという事にも気がついてしまう。
それでもロマンは終わらないから面白い。
宗教だってそれはただの商売で生きてる人が勝手に死んだという事実を無理矢理理解するための言い訳でしかない訳でそんな事わかってるはずなのに、奇跡みたいなものを信じたかって人は未だに群がり救いを求める。
それは一種のロマンみたいなものなんだろう。
人はロマン好きなのだ。
でも厄介なのが「のめり込んで現実を見失ってしまう」事だろう。
まぁ人間は楽に弱い。快楽、楽しい、楽ちん、麻薬みたいなものだ。
満たされるという感情。脳内麻薬も分泌されるらしい。
楽=毒だと言う事に気づいていてもそれはある意味「幸せ」の疑似体験みたいなものみたいで求めたがる。
元々人間は完璧じゃない欠陥も多い。
それだから面白いとも言える。
ともかく人はロマンに憧れるのだ!(凄え強引🤣)

オカルト脳なので、なんでもそこに結びつけようとするから厄介だ。
でも人様に迷惑かけない範囲での事なので良いじゃないか?とも思う。
本当は全てわかってんだから。
「世の中に不思議事などないんだよ!」( ̄∀ ̄)

何気に今回いいんじゃないか?オカルトもシリーズ化するか。
怪談もまぁ少しはあるのでまとめるか?
気が向いたら精神満載ですがお待ち頂きたい。

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