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予想外の出来事

2024年。始まったばかりで震災が起こるなんて誰が予想しただろうか。
あまりにも想像を越えた出来事に思考が停止する。
テレビのニュース番組から流れてくる未曾有の災害現場の場面。
SNSから流れてくる悲痛な文面。
全てがまるで絵空事の様に思えてくる。
しかしそれは現実でありのままの光景。
こんな状況誰が予想しただろうか?
13年前のあの光景がまた脳裏を横切る。
あの時の音。あの時の空。あの時の光景。
世界の終わりだと思ったあの心情がまた甦ってくる。
背筋に寒いものが上がってくる。
画面を見ながら震えていた。

幸い自分は現場から遠い場所で暮らして居るから何も無く平穏無事に生きているけど、いつ自分がその場面に遭遇するのかわからないという事を否が応でも思い知らされた。
兎に角、震災に見舞われた方々の無事を祈る。
祈るしか出来ない自分にもどかしさを感じながら、対応の早い企業や個人の方々が設置した震災募金に少なくて申し訳ないけど募金させてもらった。
こういう場面では助け合いだと思う。
出来る事を精一杯する。
それが出来る心を持っているのが人間の良い所だと思う。
綺麗事だと言う人も居るだろうが、綺麗事はある意味「理想的なモノ」であるのだから人間それを目指すべきだ。
何もせず思いもせず無視をしてただの傍観者でいる事が1番の罪だ。
どんな場面でもそう思う。
でも全ての人が出来る訳じゃないし、無理矢理強制するものでもない。
それぞれがそれぞれの立場と気持ちと役割から出来る事をすれば良い。
困ってる人に求めてる人に手を差し伸べる事は特別な事ではないはずだ。
目の前で困ってる人を見捨てる様な人間にはなりたくない。
そう思う。

悲しい事を上塗りする奴らも居る様だ。本当怒りが沸く。
デマを喜んで流す者。
火事場泥棒をする者。
平気で災害被害者を騙す者。
傷ついた人達の心と身体を更に傷つける者。
裏腹に悪意に染まった人間も沢山居る。
悲しい。
悔しい。
情け無い。
憎らしい。
本当に腹立たしい。
どうしてそう言う考えに思い至るんだろう。
全く理解出来ない。
同じ人間という生き物に思えない。
欲望に支配されまくった人間の裏表。光と影。
人間の愚かさを誰かは笑ってるんだろう。
だから真の平和は真の幸せは来ないのかも知れない。

希望を捨てたら終わりだ。
だからどんな時でも小さくても良いから希望は捨てちゃいけない。
諦めなければ立ち上がれる。
時間はかかっても甦れる。
それが人間だ。
思いは時として奇跡だって呼び込むし起こせる力が人には備わっていると思う。

今日は心の底から希望を願うばかりです。
不幸じゃなく全ての復興を。

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