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社員インタビュー vol.20:セキュリティープロダクトエンジニア | H・K

こんにちは、三井情報 公式note編集部です!

三井情報(MKI)は過去に8社が合併した経緯もあり、社内には様々なエンジニア・営業職の社員がいます。多くの方に三井情報で働くヒトとシゴトを知ってもらいたいと思い、『JOBOOK(ジョブック)』と題した社員インタビューを連載しています。

vol.20でインタビューに答えてくれたのは、2007年に新卒入社し、『セキュリティープロダクトエンジニア』として活躍するH・Kです。

KはMKIが運営するセキュリティ系Youtubeチャンネルに出演しています

Q1. これまでの経歴

大学では総合情報学を専攻し、情報システムを設計・構築・運用する技術を学んでいました。 2007年にMKIへ新卒入社し、現在、セキュリティ製品のFortinetの製品をメインに担当しています。

Q2. MKIへの入社を決めた理由

学生時代からネットワークの設計・運用・構築などに興味があり、ネットワークエンジニアになりたいと考えていました。幅広い分野・製品に関する知見を得て、得意分野を広げていきたいと思っていました。そんな中、「ユーザー企業に就職すると、その会社のシステムにしか携われない」「メーカーに就職すると、その会社の開発した機材に知識が偏る」という考えから、様々なネットワーク製品の取り扱いがあり、お客様へ提案できるMKIを選びました。

2007年 通信キャリア向け保守の提供部門に配属
障害解析・メーカーとの調整等、保守サービスを担当
2009年:保守サービスの提供体制に伴い部門ごとMKITec(子会社)へ出向*
通信キャリア向け保守サービスを継続して提供
2015年:Fortinet**の製品担当としてMKIへ帰任(出向解除)
Fortinet社の複数プロダクト(製品)を担当し、2018年よりリーダーとして従事
* 出向とは他企業との関係強化やプロジェクト調整を目的に他社へ行き、そこの社員として働くことです。
** Fortinet(フォーティネット)は主にネットワークに関するセキュリティ製品を提供している企業で、MKIは一次代理店としてお客様や販売パートナーへFortinet製品を提供しています。

Q3. 現在の業務

ネットワークエンジニアを経て、現在はセキュリティプロダクトエンジニアをしながら、セキュリティ製品のプロダクトリーダーをしています。

【業務内容】
最新のプロダクト(セキュリティ製品)の機能評価
MKIでは市場に新しいプロダクトを提供する前に、機能の特性などを理解するために実際の製品を使った試験*などをして評価をします。
*「検証」と呼ぶことが多いです。
案件を担当するフロント部門からの相談対応
MKIではフロント部門と呼ばれるお客様の対面で対応するエンジニアと、社内で特定のプロダクトを担当するエンジニアがいます。プロダクトエンジニアは担当プロダクトの知見が深く、案件においてフロント部門を支援しています。
メーカーとの情報交換
プロダクトエンジニアはメーカーと定期的に打ち合わせがあり、今後提供される機能や発見された不具合情報などの情報交換をして、常に担当するプロダクトのアップデート等を確認しています。
情報交換を通じて得た知見の社内共有やイベントへの登壇
お客様へプロダクトを提案・提供する際にはプロダクトの最新情報が欠かせません。そのため、プロダクトエンジニアは営業やフロント部門に情報を共有したり、多くの企業へ担当プロダクトを理解してもらうためにイベント等にも登壇します。

Q4. MKIに入社してよかったこと

東中野オフィスの地下1FにはMKI IDEA LAB.という名前の検証スペースがあります。ここでは、お客様環境へのネットワーク機器を導入前の検証、新製品・新機能の検証、資格試験に向けたハンズオン*など様々な目的で活用されています。 実際に機器を設定して試すことができる環境というのは貴重だと思っています。

*ハンズオンとは実際の機器に触れることを指し、MKIは様々なメーカーのネットワーク機器があります。

ラボの様子

Q5. 思い出に残っている案件/プロジェクトは?

通信キャリアのお客様を担当していた当時、東日本大震災という大きな困難がありました。ネットワーク接続ができないといった障害が起きる中、間接的な立場ではあるものの、復旧に向けて全力を尽くして対応しました。

Q6. 最近気になるITゴト

SSL-VPN*1 製品の脆弱性*2 を悪用されたニュースが度々話題となっています。特に日本では、機能に不足がなければ、サポート期間が終了した後もそのまま使い続ける企業もあります。

セキュリティ強化が求められる昨今、どうすれば古いバージョンに留まらず、適切なバージョンへのアップデートをご検討いただけるか考えています。

*1 SSL-VPNとはSSL(Secure Socket Layer)と呼ばれるインターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みを、VPN(Virtual Private Network )という仮想的に作られた専用ネットワークのことを言います。
*2 脆弱性(ぜいじゃくせい)とは、製品のプログラムにある不具合や設計上の不備が原因となって発生いた情報セキュリティ上の欠陥を指します。この欠陥を狙った攻撃を防ぐには、欠陥を改修したバージョンへアップデートすることが重要です。

Q7. 休日の過ごし方は?

デジタルガジェットが好きで、面白そうなデバイスを調べて調達してみたり、電子書籍で本を読んだりして過ごしています。

最近買って良かったものは、健康に関するデータが見られるスマートウォッチです。

性能が上がるごとに買い揃えた電子書籍リーダー

Q8. 最後に一言

ネットワーク設計やセキュリティ製品の運用支援に興味がある方はぜひ三井情報をご検討ください!( ↓ H・Kが出演していますので、よかったらご視聴ください)

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