女性用風俗のセラピストを沼らせた話②
彼から放たれた次の言葉は、「えっ、何歳?」だった。
「え、29です……今年三十路です」と正直に答えたところ、三代目は「えっ!?俺もです俺もです!!」と唐突にノリ出した。
よく聞いてみたころ、年上がいいというわたしの希望は三代目まで伝わっておらず、なおかつ彼は掲載年齢を25歳とサバを読んでいた。
わたしが少し若く見えたので、同年代を希望していたなら申し訳ないな、という気持ちで年齢を確認してみたらしい。おそらく若者みたいな服装を選んでしまったせいであって、決して実年齢より若く