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「ずっとやりたかったことを、やりなさい」2つの基本ツール

2つのツールは、モーニングページとアーティストデート。

モーニングページを書いて、自分の夢、不満、希望などを自分自身に知らせる。(発信)
アーティストデートの時間で、発信した内容をしっかりと受け取る。(受信)

1つめは、モーニングノート。

朝、ノートに3ページ、なんでもいいから書く。
ノートのサイズについては書かれてない。まあ、適当な物をチョイスすればよさそう。

創造性を取り戻すためには、それを自分の中から見つけ出さなくてはならない。

心に浮かんだことを3ページ。書くことが思いつかなければ、「書くことが思い浮かばない」と書けばいい。これを3ページが埋まるまで続ける。ページが3つ埋まるまで、何でもいい。

モーニングページに間違ったやり方はない。書くことは単にツールのひとつに過ぎないので、心に浮かんだことを何でも書き留める。

誰にも見せず、自分でも8週目までは読み返さないようにする。

The Artist's way - A spiritual Path to Higher Creativity

この本の基本的原則で書かれている、「とにかくあなたには創造力があると信じましょう!」が前提。

で、ここでは、そのどっか自分の中に隠れてしまっている創造力を自分で見つけ出しましょう、と。

あなたの創造力は子どものような物であり、食事をあげる必要がある。
モーニングページは、あなたの創造力(子ども)に栄養を与えることができる。

人は、論理の脳、芸術の脳の2つを持っている。
モーニングページは、論理の脳を抑えて芸術の脳を活性化させる。

The Artist's way - A spiritual Path to Higher Creativity

モーニングページはまだ初めていないので、「モーニングページが、創造力に栄養を与える」、「芸術の脳を活性化させる」というのがどういうことかイメージできないけど。こうご期待。

モーニングページは、私たち自身の内部を示す。
建設的な行動を起こさずに、毎月、毎朝、状況について不平を言うことは非常に難しい。このページは私たちを絶望から救い、想像もしなかった解決策へと導いてくれる。

The Artist's way - A spiritual Path to Higher Creativity

ちょっと印象的。
たしかに、毎日毎日毎日毎日、不満だけ書き続けるのは難しいのかなあ。
だとしたら、いいですよね。

モーニングページをするのにもっとも抵抗していた人ほど、後に好きになる傾向がある。

「なんの意味があるのか?」「役に立つの?」という発想は、怖れや失望からくる。その怖れや絶望を、ノート3ページに書きつけましょう。

The Artist's way - A spiritual Path to Higher Creativity

痛いとこついてきますね。
(この著者、ちょいちょい、反発心を持つ読み手の心をなだめる文章を入れてくる!)

わたし、モーニングページを知ったときに、「はあ?!誰がやるの?そんなの。わたしはやらん!」と反発心もりもりでした。

というのは、数年前に、「毎日、感謝したことを書いて、ある方に提出してコメントをもらう」というワークに参加したことがあり、それが無意味だったと思う経験があり。

よく考えてみると、このモーニングページは、誰にも見せない、というのが大きく違う気がします。

2つめは、アーティストデート

自分1人で、自分の中のアーティスト(創造性)とデートする時間を、週に2時間取りましょう。

自分の内にいるアーティストを育てることに専念する。

自分の内に秘められた創造性は、まるで子どものようなもので、手をかけてゆっくり育てていかなくてはいけない

創造性とのデートを避けたがる人は、この抵抗は、自分と向き合ってよく知ることへの恐れだと認識しよう。

The
The Artist's way - A spiritual Path to Higher Creativity

そうなんです、時間がかかるんです。
一気に効率よく!とか、無理ってことですよね。
唱えながら、すすもう。

創造力を高めるには芸術的な脳が必要ですが、この脳は、言葉だけではたどり着けないし、引き出せません。

芸術的な脳には、感覚(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)が必須です。

The Artist's way - A spiritual Path to Higher Creativity

ここも、しっかりおさえたい。
わたしは、つい言葉に偏りがちなので、ものすごく意識して感覚を研ぎ澄ましていきたいところ。

そんなわたしでも、よくよく脳を掘り起こしてみると、

例えば、幼少期に、明治生まれの頑固一徹で歌なんて歌ったことなさそうな祖父となぜか2人きりでいた時、「赤とんぼ」を歌ってくれたシーンとか。

同じく、祖父の大学の卒業アルバムの中にあった、解剖室の衝撃的な写真とか。

不思議や好奇心(ミステリー)、喜び、楽しみにだけ注力する。
義務は無視する。
退屈だけどお勧めの批評書を読むようなことは避けましょう。

興味をそそられることをしたり、興味をそそられることを探求する時間。

不思議とか好奇心とか興味、といっても、とてもシンプルなものでいいのです。
いつもの道とは違う道を走ってみたら、何が見えるだろう?
ふだんの道順をちょっと変えることで、私たちは「今、ここ」を体験できます。

このお線香に火をつけたら、何を感じるだろう?
香りは、強力な連想と癒しへの、いざない手。

パンを焼いてみたりスープを作って食べてみたりすることも、あなたの内なる飢えた創造力に栄養を与えることができます。

The Artist's way - A spiritual Path to Higher Creativity

興味がわくことを探す!というのは、素敵な感じがします。

好奇心て、どっからか降ってくるのを待つんじゃなく、自ら探すのも大事なような。

わたしは小さい頃好奇心旺盛だったけど、今じゃまったくない、と思っていたけど、そうじゃないかもしれない

昔は、今よりもっとぼーっとする時間があって、アーティストデートのような時間を過ごしていたのかもしれない。

日常生活への意識の向け方

また、筆者は、日常生活においても、いつでも創造力を高めることはできると言っています。

シャワーを浴びる、身体をこすり洗い、ひげそり、車の運転などの作業は、論理脳から、創造的な芸術的脳へといざなうかもしれない、日々行っている活動である。

しばらく頭を抱えているな創造的な悩みに対する解決策は、食器洗い機から湧き出るかもしれないし、高速道路で危ない合流をするときに現れるかもしれない。

私たちの「今、ここ」への集中力が重要なのだ。

The Artist's way - A spiritual Path to Higher Creativity

次の章からは、やっと1週目の実践。

急がず、時間をかけるのが大事、ということで、今日はここまで。

聴覚と感覚を鍛えに、ジャンベ叩いてきます!


「ずっとやりたかったことを、やりなさい」のメモはこちら


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