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白菜について


野菜の中でもカロリーが低く、色々な食材との相性もよい淡色野菜。霜にあたるとお いしさが増すと言われていて、旬は冬になります。鍋料理は煮込むのでかさが減って たくさん食べられるのでおすすめです。 旬は11月から2月にかけての寒い季節ですが、品種や作型、産地を工夫することで、 春白菜(5〜7月)、夏白菜(8〜10月)、秋冬白菜(10〜翌年3月)というように周 年出回ります。こうすることで年中スーパーや八百屋さんで白菜を見かけることがで きるのです。

白菜の選び方


☆丸ごとの白菜 →白い葉の部分に、張りとつやがあるものを選びましょう。根に近い部分が豊かに太 っているものは、1 枚の葉が大きく肉厚で味が濃いものが多いと言われています。 持ってみてずっしりと重みのある、巻きの固いものを選びましょう。芯が盛り上がっ ているものは、切ってから時間が経ってることを指します。 ☆1/2や1/4にカットされた白菜 →切り口がきれいでみずみずしいものが新鮮。また葉がぎっしり詰まっていて、まっ すぐ伸びているもの、中心部分の葉が、⻩色くて厚みのあるものを選びましょう。 

白菜の栄養


白菜の約95%は水分ですが、ビタミンC、カリウム、マグネシウムや亜鉛などのミネ ラル類が含まれます。それぞれ含まれている量は微量ですがバランスよく含まれてい ると言われています。また、食物繊維が豊富なので整調やダイエットにも効果的だと 言われています。 ビタミンCは⻑時間加熱した場合栄養素が壊れてしまうため、シャキシャキした状態 を残るくらいで食べるのがおすすめです。また、カリウムなど水溶性の栄養素は水に 溶けるため、スープも一緒に食べるといいでしょう。食物繊維など熱に強い栄養素も あるので、栄養が全部無くなってしまうわけでありませんが、加熱により少なくなっ てしまう栄養素もあります。残った白菜は漬物や白菜サラダにしてみるなど、様々な 調理法で食べるとまた白菜の美味しさを味わうことが出来ます。

白菜の栄養成分(100gあたり) 


カロリー14kcal、脂質 0.1 g 飽和脂肪酸 0 gナトリウム 6 mgカリウム 220 mg 炭水化物 3.2 g 水溶性食物繊維 0.3 g不溶性食物繊維 1 gタンパク質 0.8 g ビタミンC19 mgカルシウム43 mg鉄0.3 mgビタミンB60.1 mgグネシウム10 mg

白菜の薬膳効能


☆四気五味→甘味、平性
☆帰経→胃、大腸
☆効能 ・熱を取り除き、身体に害を与える毒の作用を排除する。 (高熱、多汗、四肢痙攣、麻痺、出血、潰瘍など) ・飲食物を送る胃腸の働きをスムーズにし、排便させる (便秘や食べ過ぎの下痢など)
白菜は身体を冷やすため、冷え性の方は大量に生で食べないほうがい
いと言われています。生で食べる場合は、他の温かい食材と合わせて
調理するのがよいでしょう。特に冷え性の方には、身体を温める作用
の高い食材と一緒に食べるのがおすすめです。

簡単レシピ【白菜の醤油麹漬け】


〈材料〉2人分
・白菜200g
・醤油麹大さじ1
・生姜(チューブでも可)5g(1〜2cm)
〈作り方〉
1白菜はよく洗いざく切りにする
2生姜は生の場合は千切りにする
3ジップロックに白菜と生姜を入れ、醤油麹で揉み込む。
4冷蔵庫で半日置いて完成。
※水が出るので絞って食べてください♪

栄養価計算(1人あたり) エネルギー19kcal、たんぱく質1.9g、脂質0.1g、炭水化物3.3g(食物繊 維2.3g、糖質1.0g)、食塩相当量1.1g

醤油麹を使うことで、旨みたっぷりで香りもよく少量でも美味しく仕上がります。
市販のものでもいいですし、自家製の醤油麹があるならなお良しです♪


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